大阪・関西万博で「テーマウィーク」を開催 全体協賛の募集開始 2025年日本国際博覧会協会

 2025年日本国際博覧会協会は18日、新たな取り組みとして大阪・関西万博開催期間中に「テーマウィーク」を開催すると発表した。これに伴い、同日より「テーマウィーク」への協賛参加のうち、全体協賛の募集を開始した。
 「テーマウィーク」は、世界中の国々が半年間にわたり同じ場所に集う万博の特性を活かし、地球的規模の課題の解決に向けて英知を持ち寄り、対話による解決策を探り、いのち輝く未来社会を世界と共に創造することを目的とした取り組みだ。
 1週間ごとに異なる地球的課題をテーマに設定し、主催者だけでなく、公式参加国、日本国政府・自治体、共創事業参加者、出展企業等の万博参加者に加え、全国の自治体や産業界等が集い解決策を話し合う「対話プログラム」と、具体的な行動のための「ビジネス交流」等を実施する。
 さらに、「テーマウィーク」全体の広報や、協会が取り組む「アジェンダ2025」の事業実施に参加する「全体協賛」の募集を次の通り行う。

▽テーマウィークについて

◆5つの実施方針

・テーマは地球的課題
 SDGs達成への貢献とその先の未来のBeyond SDGsを見据えて設定。多岐にわたる分野を包摂的な概念で構成。

・1テーマについて原則約1週間を単位とし、カレンダーを設定
 日程は、当該テーマに関連する国際デーや国際的な会議、イベント等も踏まえて設定。

・実施主体別にトラックを分け、独自にプログラムを実施
 公式参加国、日本国政府・自治体、博覧会協会、企業参加者等の万博の参加者それぞれが主体的に独自プログラムを実施。

・プログラムは会場内及び会場外でも実施
 プログラムは万博会場内のみならず会場外の施設も活用。

・開幕前から閉幕後までインターネットで発信
 開幕前も含めプログラムはバーチャル会場からも発信し、閉幕後は動画等をアーカイブとして残す。

◆プログラム実施主体(トラック)と実施場所

 大阪・関西万博から世界に向けてメッセージを発信するために、博覧会協会が主体となり、対話型プログラムや展示会を、テーマごとに複数回行うシリーズプログラムとして実施する。
 公式参加国や日本国政府・自治体、TEAM EXPO、万博に参加する出展企業等、様々なステークホルダーが参加する横断的なプロジェクトである。対話プログラムは、国籍、性別、世代の多様性に富んだ少人数の講演者が各テーマについて自由に語り合うプログラムを会場内のスタジオ(検討中)やメッセで開催し、オンラインで世界中から参加可能である。

◆協賛募集について
 1月18日よりテーマウィークの全体広報及び事業実施に協賛する「全体協賛」への企業・団体を随時募集する。協賛企業は、協議の上、決まり次第公表していく予定。
 なお、各プログラムへの協賛募集は、2023年春以降を予定している。

【協賛募集概要】
1、募集内容
 全体協賛
 ※「テーマウィーク」全体の広報と、「アジェンダ2025」の事業実施に参加できる。

2、スケジュール(予定)
・2023年1月18日(水)  ①「全体協賛」募集開始
・2023年春頃 
 テーマ決定
 ②「プログラム協賛」募集開始
・2024年度
 プログラム編成
・2025年4~10月
 テーマウィーク実施

3、申し込み・問合せURL
shutten-sanka@expo2025.or.jp

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