研究・開発の窓

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膜タンパク質の分解機構である「シェディング」が持つ生物学的意味を解明したい 立命館大学生命科学部教授・白壁恭子氏

シェディングは細胞間コミュニケーションを調節する  タンパク質には修飾を受けることで生体内での機能が変わる性質がある。「シェディング」は細胞膜に埋め込まれた膜タンパク質をプロテアーゼと呼ばれるタンパク質を切るハサミが切断し、細胞外領域を可溶...
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シェディングは細胞間コミュニケーションを調節する  タンパク質には修飾を受けることで生体内での機能が変わる性質がある。「シェディング」は細胞膜に埋め込まれた膜タンパク質をプロテアーゼと呼ばれるタンパク質を切るハサミが切断し、細胞外領域を可溶...
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ALT値が示す新たな脂肪性肝疾患リスクを検証 岐阜大学

岐阜大学保健管理センター山本眞由美教授、三輪貴生医師らのグループは、職域健康診断における脂肪性肝疾患(MASLD)の同定についてALT(alanine transaminase)値との関連を明らかにした。 2023年にMASLDの新定義が提...
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自身で採取した尿で子宮頸がん検診できる手法を開発 早稲田大学

尿に極微量含まれる子宮頸がんウイルスタンパク質検出に成功  早稲田大学教育・総合科学学術院の伊藤悦朗教授、金沢医科大学の笹川寿之教授、ドイツがん研究センターのMartin Müller教授らの研究グループは、子宮頸がんの前段階の患者の尿から...
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pitolisant ナルコレプシーの国内P3試験被験者組み入れ終了 アキュリスファーマ

アキュリスファーマは22日、ヒスタミンH3受容体拮抗薬/逆作動薬「pitolisant」について、ナルコレプシー患者を対象とした国内P3試験の被験者組み入れが終了したと発表した。 Pitolisant は、人間の睡眠・覚醒リズムの制御におい...
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日本の子ども達の体水分状態はやや不足気味 新潟大学附属新潟小中学校での調査結果より 新潟大学教育学部

新潟大学教育学部の天野達郎准教授、早稲田大学スポーツ科学学術院細川由梨准教授らの研究グループは、新潟大学附属新潟小学校・中学校の児童・生徒合計349名を対象に、春(4月)と夏(7月)に尿検査を行い、子ども達の体水分状態(尿浸透圧や尿比重)を...