「ブレヤンジ」 国内で再発・難治性慢性リンパ性白血病・小リンパ球性リンパ腫の適応追加申請 BMS

 ブリストル・マイヤーズ スクイブ(BMS)は29日、CD19 を標的とするCAR T細胞療法「ブレヤンジ」について、「再発または難治性の慢性リンパ性白血病/小リンパ球性リンパ腫(R/R CLL/SLL)」を対象とした適応追加申請を日本で実施したと発表した。
 慢性リンパ性白血病(CLL)および小リンパ球性リンパ腫(SLL)は、成熟Bリンパ球に由来する腫瘍で、同じ疾患に含まれる異なる病型とされている。日本におけるCLL/SLL患者数は約7000人と推計され、再発を繰り返す慢性進行性の希少がんとして知られている。
 近年、BTK阻害薬(BTKi)およびBCL2阻害薬(BCL2i)などの分子標的治療の進展により治療成績は向上している。だが、これら複数の治療歴を有する患者においては依然として根治は困難であり、治療選択肢は限定的である。
 特に、BTKiおよびBCL2iの両剤による治療後に再発または難治となった患者では予後が不良であり、深く持続的な奏効が得られる新たな治療選択肢が強く求められている。
 同申請は、BTKiおよびBCL2iを含む2つ以上の治療歴を有する成人R/R CLL/SLL患者を対象に、ブレヤンジの有効性および安全性を評価したP1/2相国際共同試験(017004試験)の成績に基づくもの。017004試験では、R/R CLL/SLL患者において、ブレヤンジの有効性が示された。また、安全性は管理可能な範囲内であり、R/R CLL/SLL患者アンメットメディカルニーズを満たす新たな治療選択肢となる可能性がある。

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