武田薬品は8日、新型コロナワクチンの職域接種について、日本政府発表の方針に沿って社内検討した結果、可能な範囲で進めていくことを決定したと発表した。主な概要は、次の通り。
1.開始時期:
2021年7月以降に、準備が整い次第、速やかに開始予定
2.接種場所:
東京グローバル本社、大阪工場
なお、武田薬品光工場、や同社が入居している湘南ヘルスイノベーションパークでは、別途、各拠点での接種計画の検討が進んでいるため、その内容に従って接種が行われる。
3.接種体制:
同社の企業内診療所に勤務する産業医および常勤の保健師・看護師など
4.対象者:
東京グローバル本社、大阪工場の接種場所や、関東地方、関西地方に勤務する同社従業員、派遣社員、業務委託先社員等のうち希望者
5.新型コロナワクチンの接種に伴う人事制度
同社従業員が新型コロナワクチンの接種を受ける場合は、職域接種に限らず勤務時間扱いとする。
武田薬品従業員が新型コロナワクチンの接種後、副反応が出た場合は、短期傷病休暇もしくは年次有給休暇の利用を可能とする。