Knight社にカナダでのマイフェンブリー、オルゴビクス、ジェムテサの独占的販売権を譲渡 住友ファーマ

 住友ファーマは6日、Knight社とカナダにおけるマイフェンブリー(子宮筋腫・子宮内膜症治療剤)、オルゴビクス(進行性前立腺がん治療剤)、ジェムテサ(過活動膀胱治療剤)の独占的なライセンス、供給を譲渡する資産譲渡契約を締結したと発表した。
 同契約は、住友ファーマ米国子会社の SumitomoPharma America(SMPA社)の関連会社とKnight社が締結したもの。対象製品の2025年3 月期の売上高は、合計で 1120万カナダドルの売上収益を上げている。
 同契約に基づきKnight 社は、対象製品のカナダでの独占的な流通、プロモーション、マーケティング、販売する権利を獲得し、Sumitomo Pharma Canadaからの移行期間後に販売活動を開始する。
 同契約の対価には、2540万カナダドルの契約一時金に加え、一定の販売マイルストーンを達成した場合は将来的に最大 1575万カナダドルを Knight 社が支払う可能性がある。
 また、Knight社は、今後8ヶ月間に取得する製品の在庫に対して約700万カナダドルを支払う予定である。
 SMPA社は同契約により、対象製品のカナダにおける事業を Knight 社に譲渡し、米国での基幹3製品(マイフェンブリー、オルゴビクス、ジェムテサ)の価値最大化と開発中の抗がん剤および再生・細胞医薬の製品化加速に注力する。
 

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