参天製薬は2日、近視の進行抑制点眼剤「Ryjuseaミニ点眼液」について、韓国における販売承認を取得したと発表した。
今回の承認は、アジア事業地域においてはフィリピンに次いで2ヵ国目の販売承認となる。
同剤は、リジュセアミニ点眼液の名称で2025年4月から日本で販売されており、主に小児を対象に投与することから安全性を考慮し、防腐剤を含まない一回使い切りタイプの点眼剤だ。
同剤の有効性については、日本で実施されたP2/3プラセボ対照二重遮蔽比較試験(ORANGE STUDY)の結果に基づいている。
近視の有病率は、2030年には世界人口の39.9%、2050年には49.8%に達すると予想されている。近年の近視の増加は、特に子供たちの屋外活動時間の減少と、読書、勉強、デジタル機器の使用等、近業作業(近くを長時間見る作業のこと)の増加が組み合わさったことによるライフスタイルの変化に起因すると考えられている。
韓国教育部が公表した2025年調査によると、現在眼鏡などにより視力矯正を行っている、または裸眼視力が左右いずれか一方が0.7以下の人は、小学校1年生で30.41%、中学校1年生で66.38%、高等学校1年生で74.45%と示されている
参天製薬は、目の健康の向上に取り組むとともに、小児近視の患者の視力を守ることに貢献している。韓国をはじめとするアジア各国の近視患者に新たな治療方法を提供できるよう、引き続き注力していく。
