緑内障・高眼圧症治療剤「ロープレッサ点眼液」 日本で発売 参天製薬

 参天製薬は17日、緑内障・高眼圧症治療剤「ロープレッサ点眼液」(一般名:ネタルスジルメシル酸塩)を日本国内で発売したと発表した。
 同剤の有効成分はネタルスジルメシル酸塩であり、Rhoキナーゼの阻害による線維柱帯流出路からの房水流出の促進作用、及びノルエピネフリントランスポーターの阻害による房水産生抑制作用により、眼圧下降作用を示すと考えられる。
 緑内障の薬物療法において、眼圧下降効果が十分に得られない場合には、薬剤変更または異なる作用機序の薬剤による併用治療が行われる。
 だが、薬剤変更または併用療法を行う際は、点眼回数が増加することによるアドヒアランスの低下につながる可能性があり、1日1回の投与で強力な眼圧下降作用を有する治療薬が求められている。
 同剤は、既存の緑内障治療薬で効果不十分または副作用等で使用できない緑内障・高眼圧症の患者を適応とした1日1回点眼薬で、新たな治療選択肢の提供が期待される。
 なお、同剤は現在、英国およびスウェーデンでは「Rhokiinsa」、韓国では「Rhopressa」の名称で販売されている。
 
◆栗原逸平参天製薬取締役日本事業統括兼事業開発担当のコメント
 緑内障の薬物療法において、眼圧下降効果が十分に得られない場合には、異なる作用機序を有する薬剤への切り替えや併用療法が行われる。本剤は、1日1回の投与により、単剤及びプロスタノイド受容体関連薬やβ遮断薬との併用で眼圧下降作用が示されており、緑内障治療におけるアンメットメディカルニーズを満たす新たな治療選択肢を提供できると考えている。

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