フィリップスの超音波診断装置EPIQ/Affinitiシリーズの超音波減衰法検査 8月1日よりの診療報酬請求が可能に

 フィリップスの超音波診断装置EPIQ/Affinitiシリーズにおける超音波減衰法検査が、8月1日よりの診療報酬請求が可能になった。
 EPIQ/Affinitiシリーズが、超音波の減衰量を非侵襲的に計測し、肝臓の脂肪量を定性的に評価するための情報を提供する超音波画像診断装置として、6月12日付けで薬事認証を取得したことによるもの。
 EPIQ/Affiniti超音波診断装置に搭載されている「減衰イメージング(Attenuation Imaging)」機能は、超音波の減衰量を非侵襲的に計測する技術で、診療報酬区分番号「D215-4超音波減衰法検査」の算定要件を満たしている。
 Attenuation Imaging機能は、肝脂肪化に伴い増加する減衰係数をカラーボックスで表示し、ボックス内に計測ROIを配置して計測する(画面右)。また、計測値の信頼度を示す信頼度マップを同時にカラー表示することができ(画面左)、信頼性が低い領域は赤、高い領域は緑で表示される。これにより、信頼度を視覚的に確認しながら、より計測値が安定した領域にROIを配置でき、再現性の高い計測をサポートする。
 一般的に、新機能はハイエンド装置を中心に搭載されることが多い一方、Attenuation Imaging機能は、「EPIQ」に加え、ミドルクラスの「Affiniti」にも搭載可能だ。これにより、精査を目的とした検査だけでなく、検診などのスクリーニング検査においても同機能を活用しやすく、肝脂肪化の早期評価を通じて、早期診断・治療への貢献が期待される。

*D215-4 超音波減衰法検査 200点
注)区分番号D215-2に掲げる肝硬度測定又は区分番号D215-3に掲げる超音波エラストグラフィーを算定する患者については、当該検査の費用は別に算定しない。

D215-4超音波減衰法検査算定要件の概要は、次の通り。

(1) 超音波減衰法検査は、汎用超音波画像診断装置のうち、使用目的または効果として、超音波の減衰量を非侵襲的に計測し、肝臓の脂肪量を評価するための情報を提供するものとして薬事承認又は認証を得ているものを使用し、脂肪性肝疾患の患者であって慢性肝炎又は肝硬変の疑いがある者に対し、肝臓の脂肪量を評価した場合に、3月に1回に限り算定する。

(2) 当該検査の実施に当たっては、関係学会が定めるガイドラインを踏まえ適切に行うこと。

(3) 区分番号「D215-2」に掲げる肝硬度測定又は区分番号「D215-3」に掲げる超音波エラストグラフィーについて、同一の患者につき、当該検査実施日より3月以内に行われたものの費用は、原則として所定点数に含まれるものとする。
 ただし、医学的な必要性から別途肝硬度測定又は超音波エラストグラフィーを算定する必要がある場合には、診療報酬明細書の摘要欄にその理由及び医学的根拠を詳細に記載すること。

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