
住友ファーマは27日、本年2月22日に92歳で逝去した旧住友製薬代表取締役会長・社長 横塚實亮氏の「お別れの会」を大阪市内のホテルで開催し、多くの参加者が在りし日の故人を偲んだ。
横塚氏は、1957年に住友化学工業(現・住友化学)に入社後、医薬事業部業務部長、スミトモ・ケミカル・アメリカ社長、農材事業部長、住友化学常務取締役、専務取締役、副社長を務めた。
1995年には、住友製薬取締役、1998年に社長、2003年に会長に就任し、2005年に相談役に退くまで約10年の長きに亘って旧住友製薬の経営に携わった。
横塚氏が旧住友製薬社長就任時は、医薬品業界が取り巻く環境が厳しく、主力製品の受託販売終了も目前に迫っていたが、再出発には「会社最適」、「戦略性」、「信頼と連携」といった価値観の共有が必要との強い思いのもと、中期経営計画を策定。加えて、企業体質の変革プロジェクトや企業風土改革にも取り組み、経営基盤の再構築・強化を先頭に立って進めた。
さらに、英国・米国に現地法人を設立するなど事業のグローバル化を見据えて取り組み、特徴ある医薬品企業として持続的成長が可能な基盤作りに尽力した。
業界活動にも積極的に関わり、日本製薬団体連合会理事、日本製薬工業協会理事、大阪医薬品協会副会長等を歴任し、我が国の医薬品産業の振興発展に取り組み、医薬品産業の発展に貢献した。
横塚氏は、「仕事の達人は遊びの達人でもなければならない」、「家族との時間、趣味、友人との付き合い等、仕事もプライベートも両方セットで楽しむことが、自分の人生を充実させることである」との考えのもと、ゴルフ、弓、大和古寺巡り、山歩きなど多彩な趣味に嗜んでいた。
◆木村徹住友ファーマ代表取締役社長のコメント
「仕事をする上でフェアであることが社会生活の基本である」、「何事にも前向きに積極的に取り組みことが大切である」との故人の信条を我々社員一同で受け継ぎ、「人々の健康で豊かな生活のために、研究開発を基盤とした新たな価値の創造により、広く社会に貢献する」の理念のもと、さらなる飛躍のために邁進していく所存である。
ここに、故人が生前に皆様より賜った数々の厚誼に対し、衷心より御礼申し上げるとともに、故人の安らかな永眠をお祈りしたい。


