血液がん「びまん性大細胞型B細胞リンパ腫」解説した患者向けウェブページ完成 ギリアド

 ギリアドは、びまん性大細胞型B細胞リンパ腫(DLBCL)に関する啓発ウェブページ「悪性リンパ腫 DLBCL/再発率と治療方法 びまん性大細胞型B細胞リンパ腫」を立ち上げた。
 DLBCLの再発について、患者が入手できる情報が限定的であると考えられたことから、同ウェブページを制作したもの。その中では、主な治療の紹介に加え、主治医への相談シートや活用できる制度やサポートに関する情報が紹介されている。
 同ウェブページの完成にあたり、藤井伸治岡山大学病院 輸血部准教授は、「DLBCLは一定数の患者さんで再発後の治療が必要となる。患者さんやご家族が疾患について理解し、医師に希望を伝え、納得した上で最善の治療を選択することが重要である。このウェブページが患者さんやご家族への治療の助けになればと思う」とコメントしている。
 DLBCLは血液がんの一種で、国内で新規に診断される患者数は年間1万1000~1万5000人と推定されている。約6割の人が最初の治療で寛解を維持するが、約4割の患者が再発を経験する疾患である。
 同ウェブページは、医師と患者をつなぐ医療・ヘルスケアプラットフォーム「Medical Note」(メディカルノート運営)の協力を得て制作された。

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