大正製薬HDの創業家によるMBO成立 上場廃止へ

 大正製薬ホールディングスは16日、経営陣による自社買収(MBO)が成立したと発表した。創業家の上原茂副社長が代表を務める大手門が昨年11月27により実施していた株式公開買い付け(TOB)が同日をもって終了したもの。
 同社株券等 6003万4194 株の応募があり、応募された同社株券等の総数が買付予定数の下限(5465万0900 株)に達した。その結果、大手門の総株主の議決権に対する公開買付者の所有する議決権の割合が73%を超え、総額7000憶円を超える日本企業最大のMBOが成立する。
 今後、大正製薬ホールディングスは上場廃止となり、上原氏が社長に就任する見込み。


  

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