研究開発機能強化目的に子会社RDノバーレの機能を本体に移管し閉鎖 第一三共

 第一三共は7日、研究開発子会社の第一三共RDノバーレについて、同社機能を本体に移管した上で閉鎖すると発表した。研究開発体制の再編は、研究開発機能の強化を目的としたもの。
 RDノバーレ(従業員数:約400名)は、第一三共の創薬および臨床開発の支援業務を行う会社として、2006年に第一三共RDアソシエとして設立、2011年に現在の社名に変更された。RDノバーレは、最先端の研究技術基盤と高品質な臨床開発機能を有し、当社グループの研究開発の一翼を担うことで、革新的医薬品の創出に貢献してきた。
 今回の研究開発体制の再編に伴い、RDノバーレは2024年3月31日に事業を終了する予定である。第一三共は、今回の再編を通じて、同社グループ内の強みを融合させることによる一貫した創薬研究戦略の構築・実行と迅速な意思決定、ならびにエンハーツなど5DXd-ADCsのグローバル臨床開発を強化して、研究開発の更なる生産性向上を図っていく。

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