子宮頸がん予防啓発活動『娘とはじめる子宮頸がん予防。』をオンライン展開  MSD

 MSDは14日、子宮頸がん予防啓発活動の一環として、『娘とはじめる子宮頸がん予防。』『10代からの、子宮頸がん予防。』をテーマに、オンラインを通じた啓発活動を同日より展開している。同企画は、10代の子女を持つ保護者を対象に子宮頸がん予防の重要性を知って貰うことを目的としたもの。
 子宮頸がんは、子宮の入り口である子宮頸部にできるがんで、日本では、毎年1万人以上が新たに子宮頸がんと診断され、年間約2900人が亡くなっている。
 子宮頸がんの原因の90%以上がヒトパピローマウイルス(HPV)の感染によるものといわれている。
 子宮頸がんは、早期に発見できれば、命や子宮を守ることのできる疾患だが、就労や結婚、出産、子育てなど、女性にとって大きなライフイベントを迎える時期での発症率が高いため、10代からのHPVワクチン接種による予防と、20歳からは定期的な子宮頸がん検診(2年に1回)を受け早期発見につなげることが非常に重要だ。
 啓発活動には、「女性の生涯の心身と社会的なウェルビーイングを支援する」をテーマに掲げて活動する日本女性財団の代表理事で産婦人科医の対馬ルリ子氏の協力を得ている。
 MSDでは、子宮頸がん予防の重要性とその方法の発信により、10代の子女を持つ保護者をはじめ、より多くの女性や一般の方に正確な情報を知っていただく機会を提供する。
 また、同社は、子宮頸がん予防情報サイト「もっと守ろう.jp」(https://www.shikyukeigan-yobo.jp/)でも、疾患の原因、予防、治療などの情報提供を実施している。

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