「新型コロナウイルス感染拡大防止特集号」ニュースレター発行  川崎市

KAWASAKI Coastal Area News Vol.25

 川崎市は15日、「“with コロナ”“after コロナ”時代に貢献する川崎臨海部のチカラ」をテーマに、ニュースレター「KAWASAKI Coastal Area News」Vol.25を発行した。同レターは、川崎臨海部における本市の取組、臨海部立地企業、まちの魅力等、多方面からの情報発信を目的としたもの。
 今号は、「新型コロナウイルス感染拡大防止特集号」として、通常の4ページから12ページに誌面を増大し、川崎臨海部における新型コロナウイルスに立ち向かう最先端の取組を紹介している。
 川崎臨海部とは、京浜工業地帯の中心に位置し、鉄鋼・石油化学等の工場やエネルギー・物流等の施設が集積するとともに、近年ではライフサイエンス分野における世界最高水準の研究開発が進められているエリアだ。
 川崎臨海部は、川崎市の「力強い産業都市づくり」の中心としてさまざまな産業分野における技術や人材の相互連携を進めながら新たなイノベーションを生み出し、先端技術によって地球規模の課題を解決する新しい価値の創出を先導する重要な役割を担っている。
 ニュースレター「“with コロナ”“after コロナ”時代に貢献する川崎臨海部のチカラ」の巻頭では、ナノ医療、感染症研究の第一人者と市長による座談会を掲載。東京大学名誉教授・特任教授で川崎市産業振興財団 ナノ医療イノベーションセンター(iCONM)の片岡一則センター長、政府の新型コロナウイルス感染症対策専門家会議の構成員も務める川崎市健康安全研究所の岡部信彦所長が、福田紀彦市長とともに、産学官連携の重要性やそのシナジーについて、それぞれの立場から意見を交わした座談会の内容が紹介されている。
 また、新型コロナウイルスに対する治療薬やワクチン開発などの取組の取材記事も見逃せない。川崎市殿町地区に位置する世界最高水準のオープンイノベーション拠点であるキングスカイフロントでは、立地する複数の企業や研究機関が新型コロナウイルス感染拡大防止に向けた挑戦を続けている。
 特集記事では、iCONM=副主幹研究員 内田智士氏、ペプチドリーム=取締役副社長 金城聖文氏、国立医薬品食品衛生研究所=遺伝子医薬部長 井上貴雄氏、花王=安全性科学研究所 ウイルス制御プロジェクトリーダー森本拓也氏を取材している。。
 独自の特許技術を応用し、川崎発の新型コロナウイルス感染症ワクチン開発をめざすiCONMや、新型コロナウイルス感染症治療薬開発の切り札となる次世代創薬として注目されるペプチド医薬品(ペプチドリーム)、PCR検査薬のための『交差性解析システム』を整備し、ウイルスの変異や亜種研究の一翼も担う国立医薬品食品衛生研究所、花王の新型コロナウイルスに対する挑戦を紹介。国内外でも広く注目を集めるこれらの研究開発について、その経緯や今後の展望を、研究開発に当たる研究者本人が熱く語る内容になっている。
 配布方法や動画視聴方法等は次の通り。
 ◆配布方法:マスメディア、インターネットメディアへ配信する他、市ホームページ、キングスカイフロントホームページへの掲載、区役所、市民館、図書館等での配布を予定
 ◆ホームページへの掲載:ニュースレターは市ホームページ及びキングスカイフロントホームページで閲覧できる。
・市ホームページで検索
・キングスカイフロントホームページ:https://www.king-skyfront.jp/
 ◆SNS での発信:今回新たに開設した「川崎市臨海部国際戦略本部 Facebook」でも閲覧できる。座談会の様子を撮影した動画も閲覧できる。
・ 川 崎 市 臨 海 部 国 際 戦 略 本 部 Facebook https://www.facebook.com/city/kawasaki.rinkai/

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