大阪市大病院での新型コロナワクチンP1/2相試験接種完了  アンジェス

 アンジェスは18日、新型コロナウイルス感染症向けDNAワクチンについて、大阪市立大学医学部附属病院で実施しているP1/2相臨床試験で、高用量含め予定通り全ての接種が完了したと発表した。
 今後、当初の計画通り、接種間隔および接種回数等を検討する別のP1/2相試験を実施する予定である。試験詳細は追って報告する。全てのP1/2相試験の接種完了後、経過観察の上、初期データとしての試験結果2020年第4四半期に公表を予定している。
 大阪市立大学医学部附属病院でのP1/2相試験の主な内容は次の通り。
 概要:健康成人志願者を対象とした、筋肉内接種における治験薬の安全性及び免疫原性の評価
 目標症例数:30 例(低用量群 15 例、高用量群 15 例による 2 週間間隔での 2 回接種)
 予定試験期間:2021 年 7 月 31 日まで(第1 回目接種から52週間のフォローアップ期間を含む)
 なお、今年度の通期連結業績に与える影響は現在精査中。

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