今シーズン用オミクロン株XFG対応の新型コロナワクチン「ヌバキソビッド」 製造承認取得 武田薬品

 武田薬品は26日、2026/2027シーズン用オミクロン株XFG対応の新型コロナワクチン「ヌバキソビッド」について、厚労省から承認を取得したと発表した。
 これにより9月上旬以降、SARS-CoV-2オミクロン株XFGを抗原株とした「ヌバキソビッド筋注1mL」の供給を開始する。2026年5月26日に開催された「厚生科学審議会 予防接種・ワクチン分科会 研究開発及び生産・流通部会 季節性インフルエンザワクチン及び新型コロナワクチンの製造株について検討する小委員会」において、2026/27シーズンの定期接種で使用する新型コロナワクチンの抗原組成は、「1価のLP.8.1をCOVID-19ワクチン抗原とする」と決定された。
 また、その他の抗原(例:XFG及びNB.1.8.1)についても、「令和8年5月現在流行している変異株に対して、広汎かつ頑健な中和抗体応答又は有効性が示された抗原」に該当するとして、我が国で使用するワクチンの抗原組成に含めることになった。
 今回のの承認は、品質の抗原株の変更に係るデータに加え、XFGを抗原株としたヌバキソビッドが、SARS-CoV-2変異株(XFG、JN.1、LP.8.1、NB.1.8.1及びXFG.3.4.1)に対して中和抗体を産生することが認められた非臨床データに基づくもの。
 なお、武田薬品は厚労省のワクチン生産体制等緊急整備事業より、ノババックスの新型コロナワクチン候補を日本国内において生産するための技術移転・生産設備の整備・供給に係る助成を受けている。
 
◆百合田 剛史ジャパン ファーマ ビジネス ユニット第一事業部長のコメント
 厚生労働省の人口動態統計によれば、新型コロナウイルス感染症による2025年の年間死亡者数は2万人を超え、インフルエンザによる死亡者数の3倍以上であり、新型コロナウイルス感染症は、感染や重症化予防の対策が引き続き必要な感染症である
 10月より始まる新型コロナワクチンの定期接種に先立ち、当社山口県の光工場で製造したXFG対応組換えたんぱくワクチンであるヌバキソビッドをお届けできることを嬉しく思う。
 当社は新型コロナウイルス感染症の重症化や発症予防に対する取り組みを継続し、ヌバキソビッドの接種希望者が適正に接種できる環境を整え、 日本の公衆衛生の向上に貢献していく。

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