参天製薬は17日、アッヴィと、5剤の上市済み緑内障点眼薬の中国本土における流通と販売促進に関する契約を締結したと発表した。
同契約に基づき、Santen中国は、Alphagan、AlphaganP、Lumigan、Ganfort、Combiganの独占的な流通権をアッヴィより取得し、販売促進活動を行う。
アッヴィの緑内障点眼薬ポートフォリオの主力製品であるAlphaganおよびAlphaganP(有効成分:ブリモニジン酒石酸塩)は、2つの眼圧下降作用(房水産生の抑制及びぶどう膜強膜流出路を介した房水流出の促進)を有し、アジア太平洋緑内障学会のガイドラインにおいて第一選択治療薬として推奨されている。
これらの製品は、参天製薬のプロスタグランジン関連製品群と相乗効果を生み出し、複数の作用機序を有する製品群による相補的な緑内障ポートフォリオの構築と、中国市場におけるビジネス基盤の強化に寄与する。
緑内障は、眼圧の上昇により視神経が障害されて視野欠損が進行する疾患であり、適切に治療が行われない場合、失明に至る場合がある。2020年時点で、世界の原発緑内障患者数は7600万人を超えており、2040年には1億人を超えると予想されている。
また、中国における緑内障患者数は2180万人を超えており、2020年までに567万人が失明に至ったと報告されている。
参天試薬は、中国の緑内障市場において確立してきた強固なプレゼンスを最大限に活用し、アッヴィとの提携を通じて、緑内障製品群の成長可能性を最大化する。

