大幸薬品は11日、衛生管理製品「クレベリン」ブランドの新TVCM「事実、クレベリン。」篇を、10月12日より全国放映開始すると発表した。
新CMを皮切りに、ブランドサイトをはじめとしたWEBやSNS、店頭その他様々な施策を通じ、生活者に「クレベリン 置き型」のもつ除菌・ウイルス除去機能について適切に伝えるコミュニケーション活動を展開していく。
新CMのタイトルは 「事実、クレベリン。」篇。「クレベリン 置き型」実製品を用いた特定条件下の実験空間における除菌機能検証結果に基づいた「事実」を、生活者に可能な限りわかりやすく伝えることを意図して制作された。
視聴する人に「目に見えない」ウイルス・菌への効果を15秒という短い時間のなかで理解して貰えるようにリアルな実験空間の再現と、数値グラフ等を用いた視覚的な表現に拘った内容になっている。
また、特定条件については動画の大部分で表示し、さらに条件のみを動画全体の2割程度の長さで表示している。
実験空間は、1 約6畳(25㎥) のステンレス製密閉空間・送風機作動・温度約24℃・相対湿度約58%で、細菌またはウイルス各1種を噴霧し、顆粒剤投入後48時間経過後のクレベリン置き型を設置している。
大幸薬品は、「クレベリン 置き型」に関して、2022年4月に消費者庁より「景品表示法」に基づく措置命令を受けた。措置命令は、パッケージ等に記載された「表示内容」が優良誤認表示であると判断されたためだ。
なお、「クレベリン 置き型」のウイルスや菌の除去機能については、特定の条件下において効果を有するものとして認められている。また、措置命令に関する対応もパッケージ改訂、課徴金納付等により、完了している。
措置命令後、同社に寄せられた意見や消費者調査結果より、「クレベリン」のウイルス・菌除去効果がないのではないか、という不安を感じている人が多く存在することが判明した。
同社では、顧客をはじめとする関係者に多大な迷惑と心配を掛けたことを真摯に反省し、こうした不安を取り除きこれからも安心して「クレベリン」を使用して貰うために、適切な広告表示に尽力。
これまで以上に広く、機能そのものについては問題がないことを実験結果等の再現によって周知していくことが、製品を提供する同社の責務であるとの考えを示している。