新型コロナ経口治療薬「ゾコーバ」 台湾で緊急使用許可承認申請受理 塩野義製薬

 塩野義製薬は11日、新型コロナ経口治療薬「ゾコーバ」について、台湾衛生福利部食品薬物管理局(TFDA)に緊急使用許可(EUA:Emergency Use Authorization)の承認申請を行い受理されたと発表した。
 今回の台湾におけるEUA承認申請は、同社グループ会社の台湾塩野義が、「SARS-CoV-2による感染症」を適応として行ったもの。 
 オミクロン株流行期に重症化リスク因子やワクチン接種の有無にかかわらず幅広く集積された軽症/中等症患者を対象として、日本、韓国、ベトナムで実施したゾコーバのP2/3試験のPhase 3 partの良好な試験結果に基づいている。
 今後、当社および台湾塩野義は、台湾でのエンシトレルビルの早期実用化に向け、承認審査に迅速に対応していく。
 同社では、パンデミックの早期収束による社会の安心・安全の回復に貢献するため、同治療薬の有効性、安全性に関するエビデンスの集積に引き続き注力する。
 また、海外での実用化に向けた提携先との緊密な連携ならびに生産を含むグローバルサプライチェーンの強化を図り、企業としての社会的責任を果していく。
 なお、同件が2024年3月期の連結業績予想に与える影響に関しては現時点では未定。今後、状況に応じて精査し、影響を認識した時点で速やかに公表する。

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