抗PD-1/PD-L1抗体関連特許訴訟において全面和解 小野薬品

 小野薬品、ブリストル マイヤーズ スクイブ(BMS)およびDana-Farber は7日、米国で本庶・フリーマン特許、日本で本庶特許と認知されている抗PD-1/PD-L1抗体関連特許に関する全世界での訴訟等について、全面的に和解する契約を締結したと発表した。
 同和解契約締結により、小野薬品およびBMSは契約一時金をDana-Farberに支払うとともに、一定の条件が達成されれば将来追加の支払をDana-Farberに行う。和解条件の詳細は非公表となっている。
 同和解により、がん免疫療法を可能とした先駆的発見のさらなる発展に道が開かれるとともに、患者に対して効果的な治療を提供するという小野薬品、BMSおよびDana-Farberの共通の目的に資することができるものと期待される。
 なお、同和解の2023年3月期の連結業績に与える影響については、同期決算発表時に公表する予定である。

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