川崎市産業振興財団ナノ医療イノベーションセンター(iCONM)は、3月27日13時から「CHANGEキックオフシンポジウム」を川崎ステーションコンファレンス川崎会場とオンラインによるハイブリッド開催する。
プロジェクト CHANGE は、文部科学省/JST による「令和 4 年度共創の場形成支援プログラムCOI-NEXT」(共創分野・本格型)に川崎市産業振興財団(KIIP)が代表機関となり申請し、2022 年 10 月 25日に採択が決まった研究開発プロジェクトだ。
少子高齢化に伴うケア人材の未充足に着目し、医師・看護師でなくても誰もが家で簡便に使える、例えば、新型コロナ患者の在宅療養で不可欠なものとなったパルスオキシメーターのような検査機器を最先端の科学技術を駆使して創出。並行して市民のケアマインドとケアリテラシーを醸成して、家族による看護の質を高めることが狙いである。
また、研究者の興味や思考だけで研究が進み、ユーザー(例えば市民や看護師)のニーズとかけ離れることのないように、研究途上でも交流イベントなどを通して研究内容に共感を得る機会を設ける。
プロジェクト CHANGE キックオフシンポジウム概要は、次の通り。
◆日時:2023 年 3 月 27 日
◆場所:ステーションコンファレンス川崎 (JR 川崎駅西口から徒歩 3 分)
オンラインでの参加(https://iconm.kawasaki-net.ne.jp/form/changesympo2022/)も可能。
◆プログラム:
△開会挨拶=三浦淳川崎市産業振興財団 理事長
△来賓挨拶=・松元洋一郎共創の場形成支援プログラムプログラムディレクター
・久世和資共創の場形成支援プログラム共創分野プログラムオフィサー
・梅原弘史文部科学省科政局産地課拠点形成・地域振興室室長
・長挨拶 福田紀彦 川崎市長
1、プログラム概要説明 一木隆範プロジェクト CHANGE プロジェクトリーダー(iCONM 研究統括 / 東京大学大学院工学系研究科教授)
2、研究テーマ紹介
・「健康みまもりセンシングシステムの開発」内田建研究テーマ1リーダー
・「生体I/Oデバイスによる優しい医療介入技術の開発」=松元亮研究テーマ2リーダー
・「老化を診断・制御するスマートナノマシンの開発」=西山伸宏研究テーマ3リーダー
・「長寿イノベーションの実現に向けた市民啓発と実証フィールド構築」=五十風歩研究テーマ4リーダー
・「長寿イノベーションの社会実装」=仙石愼太郎研究テーマ5リーダー
△パネルディスカッションモデレーター:一木隆範プロジェクトリーダー
△パネリスト:5名の研究テーマリーダー
3、FOBセッション「看護の将来をどうみるか?」
川崎市立川崎総合科学高校2年生/川崎市内の若手看護師
△パネルディスカッションモデレーター:島﨑眞副プロジェクトリーダー(連携推進)
△パネリスト:
・鈴木奈美川崎協同病院 副看護部長、
・白﨑功リリアム大塚代表取締役社長
・主濱瑠純第一生命HDマネージャー
・五十風歩研究テーマ4 リーダー
△閉会挨拶:片岡一則川崎市産業振興財団副理事長
ナノ医療イノベーションセンター センター長