円形脱毛症と向き合うプロジェクト 公式アンバサダー「リカちゃんからの手紙」公開 日本イーライリリー

 日本イーライリリーが展開する、円形脱毛症と向き合うプロジェクト「見る目を、変えよう。」では、公式アンバサダーを務める「リカちゃん」(発売元:タカラトミー)からの「手紙」を制作した。
 「リカちゃんからの手紙」は、これまで円形脱毛症の専門医や円形脱毛症を経験した患者にインタビューをしてきたリカちゃんが、学んできたこと、感じたことを踏まえ、いま社会に向けて伝えたい思いを手紙に込めたもの。
 同プロジェクトの特設サイトでは、リカちゃんの手紙と共にメッセージムービーも公開をしている。同ムービーはリカちゃん自身がしたためた手紙を朗読する内容になっており、手紙の文面には本プロジェクトが伝えたいメッセージが込められている。

円形脱毛症と向き合うプロジェクト 公式アンバサダーリカちゃんからの手紙


 日本イーライリリーは、「リカちゃんからの手紙」を通じて、円形脱毛症への“思い込み”を解き、世間からの視線に苦しむ患者を取り巻く社会を少しでも”思いやり”のある環境に変える一助となるべく同プロジェクトをさらに推進していく。
 免疫異常が原因となり発症する円形脱毛症は、子どもから大人まで男女問わず発症することから誰もが正しく向き合う必要がある。だが、同社の調査から、「円形脱毛症の原因はストレスである」と考える人が約8割いる一方で、「免疫異常が原因」と認識している人は4人に1人の割合に留まるなど、円形脱毛症のメカニズムに対する理解が得られていないことが判った。
 また、円形脱毛症の患者さんの約7割が「自分は心が弱い」と思い、自分自身を責めていることも明らかになった。
 こうした現状を踏まえ、円形脱毛症に対する“思い込み”を解き、世間からの視線に悩む患者を取り巻く社会を少しでも“思いやり”のある環境に変えたいという思いから、本年8月1日に、円形脱毛症と向き合うプロジェクト「見る目を、変えよう。」をスタートさせた。
 プロジェクトの発足にあたり、公式アンバサダーとして就任したリカちゃんは、これまで円形脱毛症の専門医と、実際に円形脱毛症を患った経験を持つ2人の患者さんに取材を行ってきた。
 円形脱毛症の専門医への取材では、円形脱毛症が発生する医学的なメカニズムを勉強した。世の中では円形脱毛症とストレスとの相関について語られることが多くあるが、リカちゃんは、あくまで円形脱毛症にとってストレスは「きっかけ」のひとつでしかないことを学ぶことができた。
 また、患者への取材では、髪が抜け見た目が変わっていくことへの不安、そして、戸惑っている周りの様子や身近な人たちに心配をかけていることに心を痛め、誰にも相談できず、一人で抱え込んでしまう気持ちに触れた。
 これらの取材活動を通じリカちゃんは、円形脱毛症は周囲の理解と共感がとても重要な疾患であるということに気づかされました。そこで、円形脱毛症に悩んでいる患者さんたちの為に、自分にも出来ることがないかと考え、リカちゃんは世の中に向けて自分の思いを手紙に書いて発表する事に決めました。今回の「リカちゃんからの手紙」には円形脱毛症への“思い込み”を解き、“思いやり”のある社会に変えたい、という本プロジェクトの強いメッセージが込められています。

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