9月「がん征圧月間」に合わせたアドボカシー活動実施 武田薬品

9月11日に「これからのがん医療とケア」オンラインシンポジウムなど開催

 武田薬品は5日、9月「がん征圧月間」にあわせてたアドボカシー活動として11日に「これからのがん医療とケア」オンラインシンポジウムを開催すると発表した。
 武田薬品日本オンコロジー事業部では、がん患者と家族が医療関係者との適切な対話を通じて最良の治療やケアを選択するための環境整備を目指したアドボカシー活動を継続して展開している。
 毎年9月は、日本対がん協会が定めた「がん征圧月間」で、武田薬品は、昨年に続き今年もがん患者と家族の心のケアをテーマとした無料オンラインシンポジウムを開催する。また、新たに制作したがん患者を日々サポートする人々向けにヒントをまとめたノートを無料公開する。
 武田薬品が、本年度9月「がん征圧月間」において実施する「これからのがん医療とケア」オンラインシンポジウムの概要は、次の通り。

◆名称:第3回これからのがん医療とケア~患者さん・家族の心の健康と治療への向き合い方~
◆日時:9月11日(日)午前10:00~11:30
主催:武田薬品
後援:厚生労働省、国立がん研究センター、日本対がん協会、がん研究会 有明病院、日本サイコオンコロジー学会

◆対象:関心のある人であれば誰でも

◆登壇者
・高橋都氏(NPO法人日本がんサバイバーシップネットワーク代表理事)
・清水研氏(がん研究会 有明病院 腫瘍精神科部長)
・品田雄市氏(東京医科大学八王子医療センター 総合相談・支援センター 課長補佐 医療ソーシャルワーカー 社会福祉士)
・櫻井公恵氏(GISTERS 副理事長)

◆詳細・申込み:https://cosmopr-events.jp/cancer-symp03/ 

◆「A compass for life with cancer」の概要


 がん患者と家族に向けたノートをそれぞれ発行している。がんと診断された人が気持ちを整理し治療に前向きに取り組めるように、がん患者を支える方が日々のサポートのヒントにして貰えるように、キャンサーリボンズと共に作成した。
 『ご家族・大切な人ががんと診断されたら』(がん患者さんのご家族・周囲の方向け)
『自分らしい人生と治療のために』(がん患者さん向け)
 今回新たに公開するがん患者の家族・周囲の人を対象とした『ご家族・大切な人ががんと診断されたら』は、精神腫瘍医とがん看護専門看護師からの助言をもとに、がん患者との関係づくりや支援に関するヒントを掲載している。

 同冊子の閲覧およびダウンロードは、https://www.cancer-pedia.com/tell/care_tools/ より
 武田薬品は、引き続き、がん患者と家族の気持ちに少しでも寄り添い課題解決につながる支援ができるよう、患者支援団体や医療関係者の協力のもと、アドボカシー活動を継続していく。

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