がん治療医向け情報サイト「BMS ONCOLOGY」開設 ブリストル・マイヤーズ スクイブ

 ブリストル・マイヤーズ スクイブ(BMS)は9日、がん治療医向け情報サイト「BMS ONCOLOGY」(https://bmsoncology.jp)を開設したと発表した。
 BMS ONCOLOGY は、BMSが提供するオンコロジー製品の基本情報や臨床試験成績をはじめ、がん免疫や免疫関連有害事象(irAE)に関する情報を、多彩なコンテンツで紹介するポータルサイト。がん治療医に幅広い情報の提供により、製品の適正使用の推進を図る。
 BMS ONCOLOGY の主な特長は、次の通り。

① 医療従事者が求める情報に素早いアクセスが可能
 オンコロジーに関する製品情報、周辺知識を幅広くカバーしている本ポータルサイトでは、アクセスした医療従事者が迷うことなく求める情報にたどり着けるように「コンテンツ紹介」をトップページに配置している。
 また「irAE 対応でお困りの方へ」「お調べになりたい 6 項目」などニーズにあわせた項目立てを行い、多忙な医療従事者が活用しやすい工夫を施している。開設後も定期的にユーザーの意見を踏まえて改善を繰り返し、使い勝手の向上を図る予定だ。

② がん免疫と irAE などに関する情報を包括的に紹介する「BMS oncology university」
 「がん免疫講座」「irAE 講座」「チーム医療学習講座」などブリストル マイヤーズ スクイブの製品に関連する周辺情報を体系立てて学習することができる。
 中でも irAE 講座では、当社オリジナルコンテンツとして「irAE university」を開設し、各事象の疾患、病態、検査・診断まで監修医による解説動画を交えてシリーズで紹介する(開設時は総論編のみ、定期的に更新予定)。
 製薬業界におけるデジタルトランスフォーメーションが加速する中、ブリストル マイヤーズ スクイブは、医療従事者向けデジタルツールの開発を積極的に進めている。2020年8月に「BMS(医療従事者用)」LINE公式アカウントを開設して、がん領域の医薬品関連情報の提供を開始。2021年 4月には血液がん、循環器、リウマチの3領域を対象に加えた。
 さらに、2021年2月に血液内科医向け情報サイト「Hemapedia」(https://www.hemapedia.jp/)を大幅刷新したほか、2022 年5月には医療従事者向けウェブサイト「BMS Healthcare」(www.bmshealthcare.jp)の機能とデザインを刷新した。
 BMSでは、今後もデジタルツールの開発を進めていく。

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