医療従事者向けデジタルツールを大幅刷新
ブリストル・マイヤーズ スクイブ

 ブリストル・マイヤーズ スクイブ(BMS)は、「BMS(医療従事者用)」LINE公式アカウントおよび医療従事者向けウェブサイト「BMS Healthcare」の機能とデザインを大幅に刷新し、24日より公開している。
「BMS LINE公式アカウントは、がん領域を対象に2020年8月に開設し、2021年4月に血液がん、循環器、リウマチの3領域を対象に追加した。
 同社が扱うすべての疾患領域における製品情報、セミナーや学会の情報、患者向け情報、動画ライブラリーなど、あらゆる情報を容易に入手できるほか、同社担当MRとのアポイントメントや薬剤に関する問い合わせを端末上で行うことができる。
 今回、新たに、チャット、セミナー予約とカレンダー管理、CML予後リスクスコア計算、適正使用チェッカーの4つの機能を追加して、その利便性を大きく拡充した。また、デザインを刷新し、より見やすく、使いやすいツールに生まれ変わった。
 「BMS(医療従事者用)」LINE公式アカウントの詳細は次のウェブサイト(https://www.bmshealthcare.jp/official_line)で閲覧できる。


 一方、医療従事者向けウェブサイト「BMS Healthcare」(www.bmshealthcare.jp)は、6年ぶりに機能とデザインが大幅刷新された。主なポイントは次の通り。

1)「会員マイページ」の開設で会員向け機能を強化
 登録会員向けに新たに「会員マイページ」を開設する。会員マイページでは、ウェブセミナーや学会情報をお気に入り登録して保存でき、効率的なスケジュール管理を可能にする。加えて、保存したセミナーや学会のスケジュールを一覧リストとカレンダーの2種類で表示可能にするなど利便性を高めた。

2)トップ画面のデザインを一新し、各疾患領域や製品情報との連携を強化


 トップ画面のデザインを一新して上部にタグやバナーを集約することで、製品情報や新たに開設したメディカルサイト、ウェブセミナー、ビデオライブラリーなどへのアクセスを改善し、知りたい情報に容易に届くようにした。
 さらに、「Hemapedia」「CAR T」「BMSオンコロジー」などの領域別サイトや、「くすりの質問チャット」などのサービスへのアクセスを容易にし、使い勝手を高めた。

3.)「BMS(医療従事者用)」LINE公式アカウントからのモバイルアクセスが可能に
 BMS Healthcareと「BMS(医療従事者用)」LINE公式アカウントの連携を強化し、BMS Healthcareへのモバイルアクセスを可能にした。「BMS(医療従事者用)」LINE公式アカウントからBMS Healthcareの会員マイページにアクセスできるようになり、保存したウェブセミナーや学会情報をモバイル経由で閲覧できるなど利便性が向上した。

 製薬業界におけるデジタルトランスフォーメーションが加速される中、BMSでは、医療従事者や患者向けの新たなデジタルツールの開発を積極的に進めている。患者向けには、2020年12月に抗悪性腫瘍剤「スプリセル(一般名:ダサチニブ水和物)」を服用する慢性骨髄性白血病患者向け「スプリセル錠 服薬手帳」LINE公式アカウント、2021年12月に経口抗凝固薬「エリキュース」を服用する患者向け「エリキュース患者様専用アカウント」LINE公式アカウントを開設した。
 BMSは、今後もデジタルツールの開発を進め、製品適正使用のさらなる推進を目指す。

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