スキンケア・医療分野の戦略的な事業拡大で三洋化成と資本業務提携に合意  ロート製薬

 ロート製薬は2日、三洋化成(本社:京都府)とスキンケア・医療分野の戦略的な事業拡大を目的とした資本業務提携を行うと発表した。なお、同件がロート製薬の2022年3月期の連結業績に与える影響は軽微で、今後公表すべき事項が生じた場合速やかに告知する。
 同社は、経営ビジョンに「Connect for Well-being」を掲げ、目薬や胃腸薬をはじめとする「OTC 医薬品」、「機能性化粧品」にとどまらず、「機能性食品」や脂肪由来間葉系幹細胞を用いた「再生医療」など、世の中すべての人々の健康のために製薬会社の枠を超えてチャレンジを続けている。 一方、三洋化成は、界面活性制御技術をコア技術とし、約3000種類に及ぶ高機能なパフォーマンスケミカル製品を通じて、多様な分野の顧客の課題に応えるソリューションビジネスを展開している。
 近年では、化粧品、バイオ・メディカル、アグリ・ニュートリション、エネルギー・エレクトロニクスなどの成長分野で市場開拓に注力している。
 同資本業務提携により、両社が注力しているスキンケア・化粧品分野および医療分野を始め戦略的に、相互のリソースを活用して独自の原料開発および新機能・異業種への適用を図り、事業拡大・企業価値向上を目指す。
 業務提携内容については、ロート製薬と三洋化成は、スキンケア・化粧品分野でのいくつかの素材の活用・応用および、再生医療事業における間葉系幹細胞の生産・研究や新医療機器など医療分野での協業を進めていく。
 また、共に持続可能な社会の実現に向けた素材・製品開発、人材交流から、高いモチベーションと新しいテーマに挑戦するウェルビーイングな環境を作っていく。同提携の具体的方針及び内容は、今後両社が協議して決定する。
 資本提携では、ロート製薬と三洋化成は、市場買付により互いに2億円相当の普通株式を取得する予定である。また、ロート製薬社は、政策保有株式については、取引関係がある会社との関係強化・維持と業界動向の把握を目的に、同社のビジネスを発展させる場合に限っており、今回の資本業務提携は、ロート製薬の企業価値向上につながるものと判断している。

タイトルとURLをコピーしました