東京支社を田町ステーションタワーN内に移転 アストラゼネカ

Experience centre

 アストラゼネカは17日、東京支社を「msb Tamachi」(田町ステーションタワーN内34-35階」に移転したと発表した。
 同社は、日本において2025年までに「先駆者としてイノベーションで患者さんの人生を変える No.1 企業になる」を目標とする「Japan Vision 2025」を掲げており、その実現のために社内外におけるイノベーションの推進がより一層重要となっている。
 こうした中、同社オフィスは、そこで働く社員にとって、部門間または社外パートナーとのコラボレーション促進、あるいはリラックスできる環境でじっくりと集中しインスピレーションを刺激してイノベーションを創出できる場所を目指している。
 具体的には、オフィスの中の受付エリアに「エクスペリエンスセンター」と呼ばれるイノベーションやコラボレーションのためのスペースが設置される。
 大型モニタを備えたこのオープンスペースでは、オフィスを訪れる外部顧客にアストラゼネカを紹介するビデオなどを投影するほか、VRなどを実際に体感しコミュニケーションを促進することも可能だ。

Zen space


 また、「Zen space」と呼ばれるオープンスペースでは、仕事で煮詰まったときにリフレッシュしたり、インドア・サークル活動としても利用できる。新東京オフィスは完全にフリーアドレスとなり、社員同士が何気ない会話をしてよりスムーズなコミュニケーションが図れる。また、雑談を通じて新しいアイデアが生まれるような試みが散りばめられている。
 当面は、新型コロナウイルスの感染症の対策として、アストラゼネカでは従業員に可能な限り在宅勤務を推奨しているが、活動制限が解除される状況となった際には新しい東京オフィスをスムーズに活用できるよう準備を進めている。
 なお、同オフィスでは、100%実質再生可能エネルギー電気を使用する。

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