新型コロナPCR検査・発熱外来等で活用のイージードームハウスの機能を強化  TCL

病院への納品実績150基以上。
画期的発想の「ドーム診療室」が医療現場で活躍

 ホワイトハウス(本社:名古屋市)子会社のTCLは5日、医療現場での感染対策施設として好評を博している「イージードーム ハウス」の機能・性能を強化したと発表した。イージードーム ハウスは、駐車場スペース1.5台分弱の広さに設置可能で、コンパクトでありながら診療用机1台、ベッド1台が置けて、ソーシャルディスタンスを維持できる空間が確保できる。 設備の撤去作業も専門の職人でなくても、およそ90分で可能。迅速に原状復帰でき、スマートキャリーを使用すれば簡単に移動できる。
 インフルエンザが流行する季節を迎えて医療現場では、新型コロナウイルスとの同時流行に対する備えが急務となっている。こうした中、今年、多くの医療現場において、「発熱外来」「緊急隔離スペース」「臨時診察室・待合室」「簡易陰圧室」「PCR検体採取室」など、多様な用途で活用されてきた「イージー ドーム ハウス」が、秋冬の感染症シーズンに向けて、さらに機能・性能を進化させた。医療現場から寄せられた「こんな機能があればもっと便利」という声を形にした進化系オプション機能・性能を実現している。
 新機能は次の通り。  

診療室内イメージ

■イージードーム専用 エアコンキット   
 エアコンとパネルを一体化したドーム専用キット。場所をとらず、すっきりした空間を確保し、これからの寒い季節も快適。
■両開きドア(車いす・ストレッチャー対応)
 車椅子・ストレッチャーが余裕で出入りできる、広々とした開口部ドア。
■スマートデッキ(水平床面)     
 床面を水平にできるアジャストボルトを装着。設置場所に傾斜・勾配がある場合や、雨水が溜まり床パネル(60㎜)を超える場合では必須アイテムである。
■ベンチレーターパネルセット(換気機能) 
 パネル一体型で風向切替ボタン付き(内→外・外→内)、サーモスタット付のパワフルな10段階調整可能なベンチレーター。
■イージードーム専用 横開き式ドアキット 
 ドアと網戸の二重構造。ダブルコック錠を装備。
■スマートキャリー(イージードームハウスをそのまま移動)
イージードームハウス専用に開発されたキャリー。ドームハウス全体を支え、台車として、敷地内の設置場所を簡単に移動が可能。
■新型コロナウイルス助成金対象商品
一般的なプレハブ型建築物に必要な費用と比較して割安に設置が可能で 、厚生労働省第二次補正予算助成金対象品として費用申請できる。
対象事業: 新型コロナウイルス感染症に対応した感染拡大防止対策や診療体制確保等に用する費用
上限額:病院200万円+5万円×病床数
有床診療所(医科・歯科)200万円
無床診療所(医科・歯科100万円

タイトルとURLをコピーしました