薬用植物園の初夏の薬用植物紹介動画を公開 京都薬科大学

 京都薬科大学は、23日より薬用植物園「御陵園」の初夏の薬用植物を紹介する動画を公式YouTubeチャンネル(https://youtu.be/q6RSAMmfVGk)で公開している。
 御陵園は2012年に開園し、地域貢献活動の一環として2014年から毎年秋に一般公開を行っている。昨年は、初夏の植物が見ごろを迎える時期に合わせ初の一般公開を実施し、地域住民をはじめ約1400名が来園し、大変好評を得た。
 今年は、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、初夏の一般公開を実施できなかったため、今年の繁茂・開花の様子を観察できるよう紹介動画を作成した。
 動画では、バニラやカイケイジオウ、トウキ、ドクダミなどの初夏の植物を解説を交え紹介している。7月上旬には第2弾の動画公開も予定している。
 同動画による紹介植物は、バニラ、カイケイジオウ、トウキ、ドクダミ、ハマボウフウ、オニサルビア、アマチャ、クチナシ。
 京都薬科大学は、薬用植物園として、京都市伏見区にある薬用植物園(約1万3000㎡)と御陵園を設置している。御陵園は、2012年に学生が薬用植物について学ぶ見本園として設置したもの。面積約2700㎡の敷地には、圃場や熱帯植物を栽培する温室、水生植物を栽培する池、庭園がある。園内には生薬の基原となる様々な薬用植物約250種を植栽しており、それらの形態的特徴や利用部位を学生が観察する実習などを行っている。
 2014年からは、地域を対象に秋の一般公開として見学会を開催するなど、薬用植物に関する知識を広く普及・啓発するための活動も実施している。
 また、同学では、新型コロナウイルスを含む感染症に対し、家庭等で今すぐ実践できる予防法などに関する動画や、自宅でできる運動プログラムなど健康維持・増進に関する動画を大学ホームページで公開している。
【URL】大学ホームページ(感染予防動画、運動プログラム動画)
https://www.kyoto-phu.ac.jp/compendium/coronavirus.html

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