社内起業家支援制度「明日ニハ」 ビジコンAWARDS 2026で審査員特別賞受賞 ロート製薬

 ロート製薬は10日、社内起業家支援プロジェクト「明日(あす)ニハ」が、企業内の新規事業提案制度を運営する事務局の取り組みを表彰する「ビジコン AWARDS 2026」において、ファイナリスト6社に選出され、最終審査会で審査員特別賞「紺野登賞」を受賞したと発表した。
 「紺野登賞」は、審査員を務めた紺野登Japan Innovation Network Chairperson 理事の名を冠した賞だ。受賞は、ロート製薬の未来をつくるというビジョンのもとに立ち上がったプロジェクトであり、イノベーションカンパニーとしての文化をさらに最大化していく試みとして一貫性があり、実際に法人設立および黒字化といった実績に繋がっていることなどが評価されたもの。
 「明日ニハ」は、ロート製薬のビジョン 2030「Connect for Well-being & Longevity」の実現に向け、「ウェルビーイング」につながる事業領域における社員の起業を支援する制度だ。
 挑戦者である「明日ニスト」は、通常業務を行いながら“個”の想いとアイデアをもとに事業計画を磨き、経営層へのプレゼンテーションや社内クラウドファンディングを経て事業化に挑戦する。社員からの応援ポイントに応じて会社が活動資金を支援するほか、会計・法務面のサポートやセミナー、ミートアップなどの機会提供を通じて、マルチジョブによる新たな社会価値の創出を後押ししている。
 2020年の制度開始以来、「明日ニハ」からは15事業が立ち上がり、現在は1 事業がロート製薬の事業化、13社が法人として運営されており、うち5社が黒字化を達成している(2026年6月時点)。
 社員の想いを事業として形にし、社会課題の解決に挑む取り組みは、キャリア自律と成長を促すだけでなく、ロート製薬の挑戦する文化の醸成にもつながっている。

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