医療最前線支援で新型コロナ対応医療機関支援室設置  ロート製薬

 ロート製薬は、16日付で社長直轄組織として「新型コロナウイルス対応医療機関支援室」を設置し、マスクや防護服などを医療機関に無償提供していく。同支援室の設置は、新型コロナウイルスの感染が拡大する中、医療最前線で日夜、献身的な活動をしている医療従事者の支援を目的としたもの。同社は、「日々刻々と情勢が変わる中で、医療現場の声に耳を傾け迅速な活動に努めていく」としている。
 新型コロナウイルス対応医療機関支援室の主な概要は次の通り。
 ◆活動内容:グループ会社を通じて調達した医療資材(マスク、防護服等)の医療機関への寄付
 ◆寄付内容(予定)
・医療用マスク30万枚 (N-95 マスクではない)
・医療用手袋20万個
・防護服 1.5 万着
・防護服用足カバー1.5万枚
・子供用マスク1.2 万枚
 なお、これらの資材は追加調達ができ次第、寄付数量を増やし、同社製品(ハンドクリーム、リップクリームなど)も合わせて寄付する予定。
 ◆実施時期:5月初旬以降、順次寄付する。
 ◆寄付の対象となる医療機関:数量に限りがあるため、「新型コロナウイルス感染症の患者の受け入れを行い、治療に当たっている医療機関」を優先。

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