29日よりデジタルフェスティバスオータムスタート   大日本住友製薬

VRによる車いすレースゲーム

 大日本住友製薬は、29日より「デジタルフェスティバスオータム」を開始した。同イベントは、従業員のデジタル活用に関する理解と実践力の高揚を目的としたもの。
 昨年に引き続き2回目の開催で、11月29日までの1か月間、デジタルをよりビジネスに活用していくための様々なイベントを展開する。
 同社は、中期経営計画2022で「柔軟で効率的な組織基盤づくり」を掲げており、デジタル革新を重要要素のひとつに位置付けている。
 デジタルフェスティバスオータムの具体的な指標は、「社会全体のデジタルデクステリティ(活用能力・マインド)の底上げ、」、「デジタル人材の発掘」、「デジタルの活用事例数のアップ」の3項目。
 馬場博之氏(常務執行役員経営企画、IT&デジタル革新推進、フロンティア事業推進担当)は、「デジタルフェスティバス」の名称の由来について、「“フェスティバル”ではなく、本家“フェスティバス”は、クリスマスの商業主義に反動したもので、宗教にとらわれず参加可能で、アメリカ中心に拡大している」と報告。
 その上で、「大日本住友製薬ならではのアナログの良さ、人の優しさを踏まえたデジタルを追求するためにこの名称にした。“バス”には、変わったことをしようという意味が込められている」と説明した。


 デジタルフェスティバスオータムの主なイベント内容は次の通り。
 ◆多様な健やかさをデジタル技術で体感する「VRによる車いすレースゲーム CYBER WHEEL」、◆デジタルによる課題解決企画で楽しみながらデジタル活用技術や考えを理解する「課題!課題!提案コンテスト」、◆「データ見える化 教育&コンテスト」、◆創薬から市販後までの業務で活用可能な最先端のクラウドサービスを体験する「AWSハンズオン」、◆2020年2月に全社展開を予定する「新たなデジタルワークプレースの紹介」、◆AIや最新技術をもっと身近にする「AIプラットフォーム&クラウド検証環境」、◆声や画像、作文内容から環状を数値化できる「感情分析AIの紹介」

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