研究・開発の窓

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若年からの食行動是正が将来的な肝疾患リスクを低減 岐阜大が「若年成人男性脂肪性肝疾患実態と食行動の関連」を調査

岐阜大学保健管理センター山本眞由美教授、三輪貴生医師らのグループは、若年成人男性のMASLDの実態と食行動との関連を明らかにした。同研究結果により、脂肪性肝疾患につながる食行動を把握し、若年から食行動を是正することで将来的な肝疾患リスク低減...
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Lutikizumab 成人化膿性汗腺炎対症P2試験の良好な結果受けP3試験に移行 アッヴィ

アッヴィは2日、Lutikizumabについて、中等症以上の化膿性汗腺炎(HS)成人患者対象のP2試験の良好な結果を受けP3試験に移行すると発表した。 P2において、抗TNF療法が効果不十分であった中等症から重症のHS患者を対象に、Luti...
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カボザンチニブとアテゾリズマブの併用療法 前立腺がんP3試験で病勢進行・死亡リスクを35%減少 武田薬品

武田薬品は26日、キナーゼ阻害剤「カボザンチニブ」と抗 PD-L1ヒト化モノクローナル抗体「アテゾリズマブ」の併用療法について、転移性去勢抵抗性前立腺癌を対象とした国際共同臨床P3相試験(CONTACT-02 試験)において、病勢進行または...
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マウスの体内でヒト肝細胞を培養し、安定的・継続的に均質な実験用細胞を供給する 公益財団法人実験動物中央研究所 研究部門長 末水洋志氏

ヒトの肝臓から採取した初代肝細胞は、ドナーによる個体差や供給量の限界といった問題が生じるが、これらの問題を解決したヒト化肝臓キメラマウス由来肝細胞「HepaSH細胞」を開発したのが実験動物中央研究所・研究部門長の末水洋志氏だ。 実験動物中央...
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細胞核の多彩な機能を支えるタンパク質発見 立教大学の研究チーム

筋ジストロフィーを惹起するラミノパチー発症への関与を解明  後藤聡立教大学理学部教授、岩崎由香慶應義塾大学医学部准教授(現理研チームリーダー)らの研究チームは、細胞核の核ラミナの一様なメッシュ構造(図1A)が、核の多彩な機能を支えていること...