研究・開発の窓

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経口オレキシン2受容体作動薬「TAK-861」 ナルコレプシータイプ1のP2b試験で好結果 武田薬品

武田薬品は3日、開発中の経口オレキシン2受容体作動薬「TAK-861」について、ナルコレプシータイプ1においてプラセボと比較したP2b試験で、統計学的に優位かつ臨床的に意義ある改善を示したと発表した。 TAK-861 は、経口オレキシン2受...
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成人向け21価肺炎球菌結合型ワクチンV116 P3試験で好結果 MSD

MSDは29日、開発中の成人向け21価肺炎球菌結合型ワクチンV116について、P3試験(STRIDE-10試験)で好結果を得たと発表した。 同試験は、肺炎球菌ワクチン未接種の50歳以上の成人に対するV116の免疫原性、忍容性、安全性をPPS...
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製剤設計の効率化をめざし、製剤の特性をレオロジーで数値化する指標を提唱 静岡県立大学薬学部 近藤啓教授(創剤科学分野)

レオロジー(流動学)は物体の粘性や弾性を研究する学問である。固体(弾性体)に外力を加えると変形するが、内部から反発力(応力)が生じて、外力を除くと元の形状に戻ろうとする。液体(粘性体)では応力が生じず、外力を除いても元の形状には戻らない。医...
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糖尿病黄斑虚血治療薬候補「BI764524」 P1/2a国際臨床試験で好結果 ベーリンガーインゲルハイム

ベーリンガーインゲルハイムは17日、糖尿病黄斑虚血(DMI)の治療薬候補「BI764524」について、同剤を評価する初の試験であるP1/2a相臨床試験(HORNBILL試験)において良好なデータを得たと発表した。同試験でBI764524は、...
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細胞1000万個に複数タンパク質を「高効率」「高生存率」導入可能なナノ注射器開発 早稲田大学三宅丈雄教授らの研究グループ

がん治療やNMR解析などの細胞応用に利用 三宅氏  早稲田大学大学院情報生産システム研究科の三宅丈雄教授、理化学研究所生命機能科学研究センターの美川務専任研究員らの研究グループは、1000万個の細胞に複数タンパク質を「高効率」「高生存率」導...