日本看護管理学会の悲痛な声明
「私たちは自分の仕事を全うするだけですので、感謝の言葉は要りません。ただ看護に専念させて欲しいのです。」
「ナースはコロナウイルス感染患者の最後の砦です。」
全部おっしゃる通り。現場で一番大変なのはナースです。ドクターも感染者に接することはありますが、頻度はナースの比ではなく、部屋の清掃・消毒や高齢者介護の役割まで任されることはありません。ナースは自身をリスクに晒しながら余計な仕事を強いられているのに、ボーナスをカットされたり不当な差別を受けたりしたらプロとしてのモチベーションを保つのは困難です。ナースたちの使命感だけに頼るのはもう限界です。国は直ちに改善策を示して欲しい。金銭面だけではなく、医療者が差別されないための対策が必要です。
やはり指定感染症を外して、インフルエンザと同じ5類感染症とするのが現場の混乱・負担を軽減するには好ましいと思います。今のところアジアでのコロナは病気の脅威度としてはインフルエンザを上回るものではないのですから。ハイリスク者を守るのはインフルエンザでも同じ当たり前のことです。インフルエンザ感染者を看護しても差別はされないでしょう。それと同程度の扱いにするべきです。今の日本は自分で決めたルールで雁字搦めになっている自縄自縛の状態です。
