「赤ちゃんのためのRSウイルス感染症予防ナビ」開設 MSD

 MSDは24日、8月21日より妊娠中の人や乳幼児の保護者に向けたRSウイルス感染症の情報サイト「赤ちゃんのためのRSウイルス感染症予防ナビ」(https://rsvirus-navi.jp/)を開設したと発表した。
 RSウイルス感染症は、RSウイルスの感染によって起こる呼吸器感染症だ。気道などに感染する伝染性のウイルスで、感染力が強く、特に乳児や高齢者では重篤な呼吸器疾患を引き起こす場合がある。
 日本では、生後1歳までに半数以上が、2歳までにほぼ100%の児がRSウイルスに少なくとも一度は感染するとされており、生後1歳未満では、年間で1000人あたり20~30人程度がRSウイルス感染症で入院を要すると推定されている。
 また、日本の5歳未満の健康な児において、RSウイルス感染症による入院率はインフルエンザの入院率の約10倍高かったという調査や、入院した2歳未満のRSウイルス感染症患者の約90%が、RSウイルス感染症重症化のリスクファクター(早産児、気管支肺異形成症、先天性心疾患(CHD)、ダウン症候群および免疫不全症)を有していなかったという報告があるなど、健康な児においても重症化する例が多くみられる。
 このように、RSウイルス感染症は、すべての赤ちゃんにとって注意が必要な疾患であることから、MSDは、妊娠中の人や乳幼児の保護者に早い時期から理解を深めて貰うために情報サイト「赤ちゃんのためのRSウイルス感染症予防ナビ」を開設したもの。
 同サイトでは、RSウイルス感染症の症状、罹患によって生じるリスク、治療、ワクチンや抗体製剤といった予防方法などについて解説している。(監修:日本大学医学部 小児科学系 小児科学分野 主任教授 森岡一朗氏、長崎大学大学院医歯薬学総合研究科 産婦人科学分野 教授 三浦 清徳 氏)
 MSDは、乳児から高齢者まで幅広い年齢層を対象とした様々な感染症に対するワクチンや抗体製剤を含む医薬品を提供している。今後も、疾患に関する情報提供や啓発活動を通じて、日本の公衆衛生の向上に貢献していく。

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