中国平安との合弁会社設立に関する契約締結を決議  塩野義製薬

 塩野義製薬は13日、同日開催の取締役会で、塩野義(香港)及び出資機能を有する平安集団子会社の平安人寿との間で、合弁会社(本社:上海)の設立に関する契約締結を決議したと発表した。 同決議は、本年3月30日付の同社と中国平安保険(集団)股份有限公司及び中国平安人寿保険股份有限公司との間の資本業務提携に関する基本合意書に基づくもの。また、塩野義(香港)及び中国平安保険海外(控股)有限公司子会社であり平安集団の間接的子会社の平海外との間で、合弁会社(本社:香港)の設立に関する契約締結についても決議した。
 所定の手続き後に交わされる同合弁契約締結により、塩野義製薬の平安人寿への第三者割当による自己株式処分の実行前提条件が満たされる。また、同合弁会社の現地での統括を目的として、塩野義(香港)有限公司を塩野義製薬の100%子会社として設立する。
 加えて、塩野義製薬の100%子会社であるC&O Pharmaceutical Technology(Holdings)Limited(C&O、本社:バミューダ)の傘下で販売機能を有する深セン販売会社(本社:中国広東省)及び医薬品製造機能を有する南京工場(本社:中国江蘇省)の持分全てを同合弁会社(上海)に譲渡する内容の2つの持分譲渡契約並びに、一般用医薬品を手掛ける塩野義製薬100%子会社のシオノギヘルスケア(本社:大阪府)の株式全てを同合弁会社(香港)に譲渡する内容の株式譲渡契約締結も決議した。

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