ワクチン製造・供給会社「BIKEN」の合弁解消 阪大微研と田辺ファーマ

 阪大微生物病研究会(BIKEN財団)と田辺ファーマは31日、両社の合弁会社であるワクチンを含む生物学的製剤製造・供給会社「BIKEN」(本社:香川県、出資比率:BIKEN財団66.6%、田辺ファーマ33.4%)について、合弁を解消し、株式譲渡契約を締結したと発表した。
 これに伴い、BIKEN財団は田辺ファーマが保有するBIKENの全株式を本年4月1日に取得し、BIKENを完全子会社化する。
 BIKENは、BIKEN財団の生産部門を分社化し、生産基盤強化を目的に田辺ファーマとの合弁会社として2017年に設立された。以来、BIKENは、BIKEN財団のワクチン製造技術を基軸として、田辺ファーマの医薬品生産システムや管理手法などの導入を進めてきた。今回、当初の目的であった安定供給のための生産基盤の強化に一定の成果を得たため、合弁契約解消に至ったもの。
 合弁解消に伴い、BIKEN財団は田辺ファーマ保有の全株式を買い取り、BIKENを完全子会社とする。国産ワクチンメーカーの中で最多品目を供給しているBIKEN財団は「優れたワクチンを通じて、世界中の大切な生命を守る」という使命を、環境変化に関わらず長期的に力強く担っていくために、最適な事業体制を構築していく。
 なお、今後もBIKEN財団と田辺ファーマは、製造販売元、販売元として協力関係を継続する。
 

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