
グラクソ・スミスクライン(GSK)は18日、再発・難治性多発性骨髄腫治療薬「ブーレンレップ」(抗体薬物複合体[ADC])を新発売したと発表した。
ブーレンレップは、「再発又は難治性の多発性骨髄腫」に対する治療薬で、多発性骨髄腫において、骨髄腫細胞の表面にあるタンパク質「BCMA」(B細胞成熟抗原)を標的とする本邦初のADCである。

新規の作用機序により、既存の治療に対して治療抵抗性を示す患者の治療ニーズに応えることが期待される。同剤は、再発または難治性の多発性骨髄腫に対するP3試験であるDREAMM-7 試験とDREAMM-8 試験で示された有効性および安全性の結果に基づき、製造販売承認を取得した。
多発性骨髄腫は、世界で3番目に多い血液のがんで、一般的に治療可能であるものの治癒困難な疾患とされている多発性骨髄腫患者のほとんどが再発を経験しており、日本では5年生存率は約43%である。
多発性骨髄腫は、既存治療に対し治療抵抗性を示す場合が多いため、新しい治療法の開発が求められている。
ポール・リレットGSK代表取締役社長のコメント
多発性骨髄腫は現在の医療では治癒が難しい疾患であり、新たな治療法に対する高い医療ニーズがある。本日、ブーレンレップの日本での発売を迎え、この高い医療ニーズを満たす新たな治療選択肢として、患者さんおよび医療従事者にお届けできることは重要な意義があると考えている。

