北島工場に太陽光発電設備を開設 大鵬薬品

 大鵬薬品は26日、同社の北島工場(徳島県)敷地内に太陽光発電設備を新たに設置し、本年2月より稼働を開始したと発表した。
 北島工場は、2013年に抗がん剤のグローバル生産拠点として竣工。2016年には新たに治験薬製造工場を竣工し、大鵬薬品の今後のグローバルビジネスの進展とともに製造施設のさらなる拡充を目指している。
 同設備は、大鵬薬品が所属する大塚グループの統合エネルギー管理の一環として設置されたもので、大塚グループとして国内最大規模の太陽光発電設備となる。年間約4400MWhの発電を想定し、これにより1,880t-CO2/年の削減が見込まれる。
 今回の取り組みは、大塚グループのマテリアリティ「地球環境への負荷低減」における環境課題のひとつである「カーボンニュートラル」の目標達成に向けた大鵬薬品の施策だ。大鵬薬品はこれまでに自社の全4工場・2研究所においてCO2フリー電力を導入、また全オフィス部門での「グリーン電力証書」の活用なども進めている。今回の太陽光発電設備の導入により、カーボンニュートラルの取り組みをさらに推進していく。

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