⼤阪・関⻄万博 「住友館」アテンダントユニフォーム公開 住友 EXPO2025 推進委員会

© Sumitomo EXPO2025 Promotion Committee、©YOHEI OHNO

 住友 EXPO2025 推進委員会は19日、⼤阪・関⻄万博 「住友館」アテンダントユニフォームを公開した。住友グループは、⼤阪・関⻄万博への「住友館」出展にあたり、これまで培ってきた英知や技術、⼈材を集結させ、住友グループの総合⼒で社会課題に挑む。⼈々の⼼を動かし、時代に変化を与え、未来への希望を創出できるような展⽰や、夢のあるエンターテイメントを通じて、みなが集い語れる場にしていく。

 住友館のアテンダントユニフォームのデザインは、「独⾃性のあるフォルム作りと実⽤性」をコンセプトに古今東⻄のアート、建築、彫刻やプロダクトにインスピレーションを得た、⾃由な発想とフォルムデザインが持ち味のブランド「YOHEI OHNO」(ヨウヘイ オオノ)デザイナーの⼤野陽平⽒との共創コラボレーションによって実現された。今回紹介された「アテンダントユニフォーム」は、2025年1月に予定している「住友館」外観公開にあわせ、ユニフォーム全体の公開も予定している。
 住友グループには「⼈々の暮らしを豊かにしたい」、「未来を豊かにしたい」という情熱を持って⽣み出された数えきれない技術やサービスがある。
 住友館のアテンダントユニフォームには、住友商事グループ企業が全国の⼩売店などで独⾃に回収されたペットボトルからエコ・リサイクル⼯程で再⽣された最⾼品質の特殊⻑繊維⽤ペレット「bottlium(ボトリウム)」と、住友化学が開発した吸熱と放熱の特性を併せ持ち⼈々の暮らしの快適性向上や省エネルギー化への寄与が期待できる温度調節樹脂「コンフォーマ」を⽤いた繊維を採⽤している。

© Sumitomo EXPO2025 Promotion Committee、©YOHEI OHNO

 ⼤野⽒にとって初めてのユニフォームデザインとなる住友館アテンダントユニフォームでは、YOHEI OHNOらしい特徴的なスタイルや、スタッフの運営⾯における機能性を融合させたデザインとなっている。
 また、着⽤する⼈の⾝体的な特徴やパーソナリティを活かすべく、「ジャケットやパンツ・カットソーを⽤いたスーツスタイル」「帽⼦やシューズ」などを共通デザインとしながら、2 種類のユニフォームを制作している。

森・⾃然・いのち」をインスピレーションとした特徴的なデザインジャケット

 森や⾃然、いのちをテーマにした住友館からインスピレーションを受けて、運営⾯における機能性も保ちながらも分量のあるプリーツを採⽤して、他にはない特徴的なシルエットを持ったデザインにしている。

© Sumitomo EXPO2025 Promotion Committee、©YOHEI OHNO

YOHEI OHNO らしさとパビリオン内での機能⾯を両⽴させたフレアシルエットのパンツ

 YOHEI OHNO の定番アイテムのフレアパンツをベースに、ジャケットとのバランスを考慮しながら、動きやすさや霧が漂う空間における快適性を意識した丈感やサイズなどの細部へのこだわりも持っている。

© Sumitomo EXPO2025 Promotion Committee、©YOHEI OHNO

住友の技術を⽣かした利便性と制服らしいフォーマルさを兼ね備えたインナー

 ⻑期的な運営における機動性などを意識した住友化学の「コンフォーマ」を⽤いたサイクリングトップをベースにしたスポーティーなインナーは、⾸元に「襟⾵の切り替え」を配することで、接遇スタッフとしてのフォーマル感も兼ね備えたデザインに。
 また、ウエスト後部には収納⼒のあるポケットで機能性を持たせながら、独⾃のフォルムを形づくるデザインとしても機能させている。

© Sumitomo EXPO2025 Promotion Committee、©YOHEI OHNO

YOHEI OHNO らしさも特徴づけるアシンメトリーなデザインと⽴体感ある造作が加わったハット

 1955年創業以来、帽⼦をつくり続け、⽇本国内外で顧客をもつ Haute Mode Hirata。そのブランドの⼀つである saki et show と YOHEI OHNO で共創。ジャケット、パンツと同じ bottlium(ボトリウム)を⽤いて、YOHEI OHNO らしい⽴体感のある造作を加え、⼀⽬で住友館のユニフォームと印象づけるデザインとなっている。

© Sumitomo EXPO2025 Promotion Committee、©YOHEI OHNO

デザイン⾯と機能⾯を融合させながら⽇本のメーカーと共創したオリジナルなシューズ

 1956年に創業し靴をつくり続けているシューメーカーAPOLLO co.,ltdとYOHEI OHNO のシューズを⼿掛けるSellenatelaデザイナー榎本郁栄⽒との共創。ジャケットやパンツと統⼀性あるシルエットやコントラストになるカラーリングと、履き⼝が柔らかいエラスティック仕様で機能⾯も融合させたシューズだ。

© Sumitomo EXPO2025 Promotion Committee、©YOHEI OHNO

◆⼤野陽平氏
 「YOHEI OHNO」デザイナー。⽂化服装学院卒業後、ノッティンガム・トレント⼤学の奨学⾦を得て渡英。帰国後の 2014 年に⾃⾝のブランド「YOHEIOHNO」を⽴ち上げる。「独⾃性のあるフォルム作りと実⽤性」をコンセプトに、古今東⻄のアート、建築、彫刻やプロダクトをインスピレーションとし、伝統にとらわれない⾃由な素材使いやフォルムアプローチを通じて、未来に向けた新しい⼈間像や⽣活観を探求している。

住友館の共創コラボレーションとは?

 住友館では国内外で活躍する様々なクリエイター/アーティストや企業と共に、ユニフォームや展⽰コンテンツやオフィシャルグッズなどの開発を進めています。住友グループのみならず多様なメンバーと共に、⼈々の⼼を動かし、時代に変化を与え、未来への希望を創出できるような展⽰や、夢のあるエンターテイメントをつくりあげていく。


 

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