ウェブの企画・制作会社のサーフボード(本社:福井県)は20日、新型コロナウイルス感染防止に向け、従業員の健康状態や感染疑いを毎日把握できる新たなアプリを開発し期間限定(6月20日まで)で無償提供を開始したと発表した。
同アプリは、求人企業向けに提供している新卒採用支援クラウド「Chaku2NEXTちゃくちゃくネクスト」を応用したもの。企業の採用担当者と就活生や内定者とコミュニケーションができるアプリで、先輩社員のSNS投稿やチャット、アンケート機能が揃っている。招待性でプライバシー保護やセキュリティが高く100社以上の導入実績がある。
新型コロナの感染拡大の中、導入企業から従業員の健康チェックにも使いたいとの要望を受け、同クラウドに新たに”コロナ感染チェック版“がアプリに追加された。
主な機能は、社員の健康状態を確認するアンケート機能と1to1チャット、Q&A、プッシュ通知など。
アンケートは△検温△体調不良の内容△感染者との2週間以内の接触有無△現在の勤務状況などの設問を毎日定時に送信し、スマートフォンで回答してもらう内容になっている。調査集計は管理部門がエクセルで管理できる。
1to1チャットは、社員の家族が感染したり濃厚接触者になったりした場合、管理部門から個別に自宅待機などの指示を出すことができるほか、その後の健康管理のフォローでき従業員の不安解消につながる。
通常は初期導入費5万円、1人月額利用料100円だが、6月20日まで無償提供する。
問い合わせは、サーフボ
ード(TEL 0776-52-2134)、担当田嶋節和氏まで。