ブリティッシュビジネスアワード2023「レスポンシブルビジネス」賞受賞 アストラゼネカ

 アストラゼネカは10日、在日英国商業会議所が主催するブリティッシュビジネスアワード(BBA)2023 において「レスポンシブルビジネス」賞を受賞したと発表した。受賞は、革新的な医薬品の提供、イノベーションへの挑戦、サステナビリティの取り組みなどが評価されたもの。アストラゼネカのBBA受賞は7 度目、今回で6年連続の受賞となる。
 2023年の「レスポンシブルビジネス」賞は、過去12カ月間に日本で社会・環境に対して、最も効果的な責任あるビジネスプログラムの実行、または率先して推進してきた企業に贈られるもの。
 今回の受賞では、21世紀最大の公衆衛生上の課題と言われている気候危機に対するアストラゼネカの国内での取り組みが評価された。過去12カ月で、再生可能エネルギーの利用を進めカーボンオフセットに頼らないRE100の達成、電気自動車の導入率を国内で牽引(約60%EV 導入率達成)、紙の使用量削減、製品資材のデジタル化等、多くの実績を残した。
 これらの活動は、いつまでにどれだけの排出量を削減しなければならないかについて科学的知見をもって計画されている。アストラゼネカは、「SBTi ネットゼロ基準」の認定を世界で初めて受けたうちの 1 社で、アストラゼネカがグローバル規模で掲げる脱炭素目標「アンビション・ゼロカーボン」では、今後全体で 2026年までに自社事業の温室効果ガス排出量を 98%削減、2030年までにバリューチェーン全体でカーボンネガティブ、2045年までにオフセット分を全体の10%未満としたネットゼロの達成を掲げている。
 国内でも、営業車両は 2025 年までに全ての営業車の電気自動車への切り替え(EV100)を目指している。

◆堀井貴史アストラゼネカ代表取締役社長のコメント
 私たちの信念と活動が認められ、栄誉ある『レスポンシブルビジネス』賞を受賞できたことを大変嬉しく思う。アストラゼネカは、人類の未来は人々、社会、そして唯一無二の地球の健康にかかっているという信念に基づき、これからも持続可能な医療システムの共創にむけて挑戦を続けていく。

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