新型コロナウイルス感染症対策で在宅勤務などを推奨     武田薬品

 武田薬品は17日、新型コロナウイルス感染症対策として、日本の従業員に対して可能な限り在宅勤務を推奨するガイダンスを発出した。併せて、出勤が必要な場合には、フレックスタイム制を積極的に活用し、通勤ラッシュのピーク時間帯を避けた通勤も推奨している。
 なお、武田薬品では、これまで新型コロナウイルス感染症について次の取り組みを実施している。

 ●グローバルでの危機管理委員会「グローバル クライシス マネジメント コミッティー」を立ち上げ、社内外の専門家の支援のもと、当社が取るべき対応を検討(従業員向けのガイダンス発出を含む)
 ●海外渡航に関し、あらゆる国への不要不急の渡航(特に大陸間の渡航や国際的なハブ空港を経由する渡航)を、少なくとも 1 ヵ月間(3 月 8 日まで)控えることを強く推奨するガイダンスを発出
 ●中国の赤十字社に 200 万人民元(3100万円)相当の寄付を行い、武漢やその他の中国の感染地域に直接発送
 具体的な内容は、現金100万人民元および100万人民元相当の備品(N95 保護マスク、外科手術用マスク、防護服など)
 ●新型コロナウイルスに関する特設ページをイントラネットに設け、必要かつ最新の情報を従業員に提供
 ●新型コロナウイルスに関するFAQをイントラネットに掲載し、従業員から新たな質問が寄せられるたびに更新し、従業員にタイムリーに共有

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