小野薬品は22日、勤務継続型譲渡制限付株式報酬及び業績連動型譲渡制限付株式報酬として自己株式を処分すると発表した。
同社は、2022年度より、取締役(社外取締役を除く)及び執行役員に対して、勤務継続型譲渡制限付株式を交付する株式報酬制度及び業績連動型譲渡制限付株式を交付する株式報酬制度を導入している。
同制度の導入は、対象取締役等が、「グローバル スペシャリティ ファーマ」を目指して、中長期的な企業価値の向上を図る動機づけを与えるとともに、株主との一層の価値共有を進めることを目的としたもの。 22日開催の同社取締役会により、今回の自己株式処分を決定した。処分の概要は次の通り。
【勤務継続型譲渡制限付株式報酬としての処分】
◆払込期日:2023年7月14日
◆処分する株式の種類及び数:同社普通株式 1万5300株
◆処分価額:1株につき2767円
◆処分総額:4233万5100円
◆処分予定先(割当予定先):同社の取締役(社外取締役を除く)4名、1万5300株
◆その他:同自己株式処分については、金融商品取引法に基づく有価証券届出書の効力発生を条件とする。
【業績連動型譲渡制限付株式報酬としての処分】
◆払込期日:2023年7月14日
◆処分する株式の種類及び数:同社普通株式3万0900株
◆処分価額:1株につき2767円
◆処分総額:8550万0300円
◆処分予定先(割当予定先):同社の取締役(社外取締役を除く)4名、2万0100株、同社取締役を兼務しない執行役員7名、1万0800株
◆その他:同自己株式処分については、金融商品取引法に基づく有価証券届出書の効力発生を条件とする。