健康総合企業のタニタ(東京都)は26日、3Dセンサー搭載歩数計「アイドルマスターシリーズモデル」全322モデルを発売すると発表した。
同万歩計は、アイドルプロデュースゲーム『アイドルマスター』シリーズとコラボレーションし、同シリーズに登場する322人のアイドルをデザインしたもの。
昨年から取り組んでいる同シリーズとタニタによるコラボレーション企画「アイドルと一緒にプロデューサーの健康をつくるコラボ」の第4弾商品で、価格は3300円(税込)。
同シリーズに登場する322人のアイドルを歩数計として商品化し、アイドルと一緒に歩く健康習慣を提案することで、「プロデューサー」と呼ばれる同シリーズファンの健康づくりをサポートする。
322人のアイドルが同時に商品化されるのは、同シリーズにおいて最大規模の試みとなる。予約限定販売となり、「タニタオンラインショップ」(https://shop.tanita.co.jp/)ならびに、アニメグッズ専門店「アニメイトオンラインショップ」(https://www.animate-onlineshop.jp/)、バンダイナムコエンターテインメントのオンラインショップ「アソビストア」(https://shop.asobistore.jp/)で、7月26日午後2時より予約受け付けを開始している。受付期間は9月5日午後11時59分までで、商品の発送は11月中旬以降を予定している。なお、「アニメイトオンラインショップ」の予約期間は、7月27日午前0時から9月4日午後11時59分までとなる。
『アイドルマスター』シリーズは、2005年7月26日にリリースされたナムコ(現バンダイナムコエンターテインメント)のアーケードゲーム『THE IDOLM@STER』を1作目とするゲームシリーズだ。
プレーヤーは、「プロデューサー」として、自身がプロデュースしたいアイドルを選び、レッスンや営業、オーディションなどを経てトップアイドルに育成していく。
現在では家庭用ゲーム機やスマートフォン向けアプリなど、さまざまなプラットフォームでシリーズ展開をしており、長年に渡って多くのプロデューサーに愛されている。
タニタでは、昨年、同シリーズの1ブランドである『アイドルマスター シンデレラガールズ』に登場する全190人のアイドルを歩数計として商品化した。
「毎日歩くのが楽しくなった」「毎日歩数をSNSで公開している」など、多くのプロデューサーに好評であったが、その一方で同シリーズのほかのブランドに登場するアイドルについても歩数計としての商品化を求める声が多数寄せられていた。
タニタでは、このニーズに応えるため、「アイドルマスター」シリーズに登場する322人のアイドルの商品化を決めた。商品化するのは、昨年商品化した『アイドルマスター シンデレラガールズ』190種に加え、『アイドルマスター』、『アイドルマスター ミリオンライブ!』、『アイドルマスター SideM』、『アイドルマスター シャイニーカラーズ』、『アイドルマスター ディアリースターズ』、『アイドルマスター スターリットシーズン』に登場するアイドル132種。
歩数計本体に各アイドルのビジュアルを大きくあしらったデザインとしたほか、ビジュアルのフレーム部分やエンブレム部分、本体色をそれぞれのアイドルのパーソナルカラーや属性、所属するユニットのイメージカラーにした。
大きさは幅約36mm、高さ約73mm、奥行約12mmで、重さは約28g(電池含む)。3Ⅾ(3軸加速度)センサーを搭載しているため、カバンやポケットの中でも正確に計測できる。
「楽しく続けられる」ことが健康づくりには欠かせない。タニタではゲームやアミューズメント分野のコンテンツは継続的な健康づくりに効果的だと考え、これまで積極的にコラボレーションを行ってきた。
今回の取り組みもその一環で、タニタでは、今後も、それぞれの作品が持つ魅力や世界観をファンの皆さんと共有しながら、同社の商品・サービスに触れる接点を増やしていき、幅広い層の健康づくりをサポートしていく。