大阪府の森づくり推進制度「アドプトフォレスト」の締結に関する調印式参加 アストラゼネカ

調印式の模様

 アストラゼネカは26日、阪府が推進する、事業者が環境保全の一環として「森づくり」に取り組むための制度、アドプトフォレストに関する調印式に参加した。
 大阪府では、地域と共同で森づくりを進めることを目的に、2022年7月1日現在、42の団体と企業が、アドプトフォレストを活用して、健全な森林を次世代に引き継ぐための森づくり活動に取り組んでいる。
 今回、同調印式を経て、アストラゼネカを含む5社が、このアドプトフォレスト制度を活用して取り組むことを正式に表明した。
 アストラゼネカでは、同年4月の大阪府および岸和田市との協定締結以降、森の愛称を「あすのもり」とし、2022年7月1日現在で延べ200人以上の社員が大阪府岸和田市稲葉町において地域のニーズに合わせた竹林整備や間伐、下草刈りなど、里山の環境保全の取組みに参加している。
 同取り組みは、アストラゼネカが大阪府と2021年1月に締結した包括連携協定に基づいていたものである。
 アストラゼネカは、引き続き当社の事業の中核となる「健康」をベースとしたサステナビリティの3本柱「人々の健康」「地球の健康」「社会の健康」の実現を目指す。

◆吉越悦史アストラゼネカ執行役員CFO(最高財務責任者)のコメント
 アストラゼネカ日本法人は、前身である藤沢アストラ株式会社が設立されてから大阪府に本社を置き、約50年間、日本の患者さんに医薬品を届けてきた。
 直近では、その大阪府と包括連携協定を締結し、『防災』の視点で、避難所等で使用する簡易テント型パーテーションの寄贈なども行ってきたが、この度のアドプトフォレストの締結を経て、拡大した竹林により失われた生物多様性を取り戻すという『環境』の課題に対しても向かい合っていきたいと考える。
 本活動は、会社として大阪府の森づくりに貢献するという側面だけでなく、多くの社員が森の保全活動に参加することで、個々人の学びと森の生物多様性など健康な環境保全の重要性を理解する機会となっている。
 このような機会をくださった大阪府および岸和田市の皆様、ひいては本活動を支えるすべての皆様に感謝したい。

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