抗PD-1抗体「キイジェクト」 製造販売承認取得 MSD

 MSDは16日、抗PD-1抗体/抗悪性腫瘍剤「キイジェクト」について、国内製造販売承認を取得したと発表した。
 キイジェクトは、ペムブロリズマブおよびベラヒアルロニダーゼ アルファを含有する配合剤で、免疫チェックポイント阻害剤において初めての皮下注射剤となる。
 ペムブロリズマブは、点滴静注剤である抗PD-1抗体/抗悪性腫瘍剤「キイトルーダ」として2017年の発売以来、広くがん治療に使用されており、キイジェクトはこのペムブロリズマブを皮下注射で投与可能にしたもの。
 キイジェクトの「効能又は効果」はキイトルーダと同じであり、コンパニオン診断薬・コンプリメンタリー診断薬はキイトルーダと同様に設定されている。
 これまでキイトルーダ点滴静注では投与に30分を要していたが、キイジェクトの皮下注射では所要時間は約1~2分であり、患者や医療従事者の負担軽減につながることが期待される。

◆白沢博満MSD代表取締役会長執行役員グローバル研究開発本部長のコメント
 幅広いがん種の患者さんに使用され高い評価をいただいているペムブロリズマブについて、皮下注射で投与可能なキイジェクト®という新たな投与方法が加わることを大変嬉しく思う。
 今回の承認で、ペムブロリズマブを約1~2分で投与できるようになった。キイジェクトを通じて、がん治療に向き合う患者さんやご家族、治療に携わる医療従事者にさらに貢献できるものと期待している。

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