郡山工場で化石燃料使用撤廃およびCO₂排出量実質ゼロ達成 ノボ ノルディスク ファーマ

郡山工場

 ノボ ノルディスク ファーマは22日、同社郡山工場において国内有数の自然冷媒アンモニア採用の熱回収型高温ヒートポンプ を導入し、工場運営に伴うCO₂排出量実質ゼロを達成したと発表した。
 約2年かけて、天然ガスを利用した従来の空調・熱供給設備を、より高効率・低環境負荷な設備へと転換し、安定した医薬品供給体制を維持しながら環境負荷の大幅な低減を実現したもの。
 郡山工場は、ノボ ノルディスクのグローバル生産ネットワークを支える重要な製造拠点の一つで、GLP-1受容体作動薬を含む糖尿病や肥満症の治療薬などを製造している。
 環境・社会に対する責任を果たすという使命を持ち、これまで、ソーラーパネルの導入や再生可能エネルギーの調達を通じて、化石燃料への依存低減と持続可能な製造体制の構築を進めてきた。
 今回のCO₂排出量実質ゼロに向けた取り組みでは、最新設備である「アンモニアヒートポンプ」を導入した。ヒートポンプとは、外気などの「熱」を効率よく集めて、工場内の冷暖房に活用する技術だ。電気で直接熱を作るのではなく、空気中の熱を利用するため、少ない電力で大きなエネルギーを得られる。
 「アンモニアヒートポンプ」は、熱を運ぶ役割を果たす自然冷媒「アンモニア」を採用しており、 CO₂の排出の低減に寄与する。今回5台の「アンモニアヒートポンプ」を導入し、負荷に応じた台数制御をしながら、高効率な冷暖房 を実現。その結果、化石燃料使用の撤廃と、工場運営に伴うCO₂排出の実質ゼロ化を達成した。

◆ルネ クロウ ダニエルセン ノボ ノルディスク ファーマ郡山工場工場長のコメント
 郡山工場では、新たにアンモニアベースのヒートポンプ技術を導入し、医薬品を患者さんへ安定的に供給するために求められる高い品質、信頼性、そしてオペレーショナルエクセレンスを維持しながら、環境負荷の低減を実現した。
 この成果は、社員一人ひとりの献身的な取り組みと革新的な発想によって達成されたものである。今後も、ノボノルディスクの環境目標の達成に向けて取り組むとともに、日本の持続可能な社会の実現に貢献していきたい。

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