「献血グロベニン-I 10%静注」発売 武田薬品

 武田薬品は6日、静注用人免疫グロブリン製剤「献血グロベニン-I 10%静注」について、同日発売したと発表した。
 献血グロベニン-I 10%静注は、国内血漿由来の既存の献血グロベニン-I静注用(5%製剤)が承認されている効能・効果を対象に本年2月10日に厚生労働省より製造販売承認を取得した。また、2025年8月29日に自己免疫性脳炎を効能効果として、希少疾病用医薬品指定を受け、本年6月19日 に、自己免疫性脳炎に対する適応追加承認を厚労省から取得した。
 既存製剤の剤形を凍結乾燥製剤から液状製剤へ改良し、有効成分濃度を既存製剤の5%から10%へと高濃度化した国内血漿由来の静注用人免疫グロブリン製剤である。
 有効成分濃度の高濃度化により、投与液量が減少し、投与時間が短縮されるとともに、投与液量の負荷を軽減した大量療法が可能になるため、患者の負担軽減が期待される。また、既存製剤は投与時に凍結乾燥粉末の溶解操作を必要とするが、同剤は当該溶解操作が不要である。

◆大山尚貢武田薬品のジャパン ファーマビジネス ユニット第二事業部ヘッドのコメント
 幅広い効能を有し、投与時間の短縮と投与液量の負荷を軽減した大量療法を可能とする国内血漿由来の献血グロベニン-I 10%静注を日本の患者さんにお届けできることを嬉しく思います。国内血漿由来の静注用人免疫グロブリン製剤を治療選択肢として提供することにより、国内の安定供給と血漿分画製剤の国内自給率の向上に貢献できるよう尽力していく。

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